今回はこのような疑問に答えていきます。
朝シャンプーーするとスッキリしますし、それが気持ちよくて習慣化している人もいるでしょう。
今回の記事では、
- 朝シャンプーのメリット
- 朝シャンプーのデメリット
- 朝シャンプーをするときに気を付けること
これらを解説していきます。
朝シャンプーしているという人は必見です!
朝シャンプーはよくない!4つのデメリット
朝シャンプーが気持ちよくて好きという人もいるかもしれませんが、朝シャンプーにはデメリットがあります。
朝シャンプーのデメリットは下記の4点。
- 皮脂が毛穴に詰まり、抜け毛や薄毛の原因になる
- 必要な油分まで取れすぎて乾燥する
- しっかり洗えていなかったりすすぎ残しがある
- 乾かすのも適当になる
朝シャンプーしているという人は、デメリットを把握しておきましょう。
皮脂が毛穴に詰まり、抜け毛や薄毛の原因になる
朝シャンプーが習慣化して、夜にシャンプーせず寝てる人は要注意。
人は1日のうちに頭皮から皮脂が出ていますし、たくさんのホコリやゴミが髪の毛に付着しています。それをリセットせずに寝てしまうと毛穴に皮脂が詰まり、抜け毛や薄毛の原因になってしまうんです。
また、頭皮の新陳代謝(ターンオーバー)は寝ている間に活発に行われます。
頭皮が汚れているとターンオーバーが正常に行われなくなり、髪が生えてくる周期(ヘアサイクル)も乱れてしまう可能性が。
頭皮環境が悪いと、健康的なハリコシのある髪が育たなくなります。
必要な油分まで取れすぎて乾燥する
夜もシャンプーしていて、朝シャンもしている場合は、皮脂を過剰に洗い流しすぎています。
頭皮の皮脂量は、夜シャンプーして寝ている間に皮脂が分泌され朝には丁度いい油分の量になっています。
それを朝シャンでまた洗い流すのはやりすぎです。油分の足りなくなった頭皮は乾燥してしまいますよ。
また、皮脂には外部の刺激から頭皮を守る働きがあります。少しの皮脂があれば、紫外線からも頭皮を守ってくれるんです。
しかし、朝シャンして乾燥した頭皮では紫外線など外部からの影響をもろに受けてしまいます。
しっかり洗えていなかったりすすぎ残しがある
朝シャンをするときは、仕事や学校、出かける用事があるときだと思います。
朝は何かと時間がありません。
急いで準備する人も多いでしょう。
そういった、時間に追われてするシャンプーでは頭皮や髪がしっかり洗えていない可能性が高いですし、すすぎ残しもあるかもしれません。
シャンプー剤やトリートメントのすすぎ残しは頭皮に大きなダメージを与えます。
頭皮にかゆみや赤みが出ることもあるでしょう。頭皮環境が悪くなるとフケやかゆみも出てくるので注意が必要です。
乾かすのも適当になる
シャンプー同様、髪を乾かすのも適当になるでしょう。
髪をしっかり乾かさないとダメージの原因になり、パサつきや枝毛が生まれます。
また、適当に乾かすと髪だけ乾いて頭皮が乾いていないというケースがあります。頭皮は濡れてると雑菌が繁殖しやすく、頭皮臭やフケの原因になってしまいますよ。
美髪のためにはシャンプーだけでなく「髪の乾かし方」がとても大事なんです。
朝シャンプーの3つのメリット
デメリットの多い朝シャンプーですが、メリットもあります。
朝シャンプーのメリットは下記です。
- 寝ぐせを直せる
- 頭や体がスッキリする
- シャンプーの良い香りが残る
寝ぐせを直せる
「寝ているうちに寝ぐせがついてしまう」ということはよくありますね。
朝、髪をセットするときに「寝ぐせを直すために髪を濡らして、、乾かして、、」という工程がめんどくさい人は、朝シャンプーして一気になおす方法もアリです。
寝ぐせは毛先がはねていると思っても、原因が根元のうねりなこともあるので、毛先だけ濡らしても寝ぐせが直らないということがあります。
なので、部分的ではなく、朝シャンプーで完全に髪を濡らすことで確実に寝ぐせを直すことができるでしょう。
頭や体がスッキリする
起きてすぐはどうしても眠気があったり、ウトウトしてしまったりしがち。
寝起きがぼーっとしてしまうのは、副交感神経が優位になっており、通常よりも血圧や血糖値が低く眠りモードになっているからです。
そこで朝シャンプーすることで、身体の血行が良くなり交感神経が働き始めます。お眠りモードから一気にスッキリとした気持ちになれるでしょう。
シャンプーの良い香りが残る
朝シャンプーすることで、汗臭さを取り、シャンプーやトリートメントの良い香りを残すことができます。
特に女性は髪の香りまで気を使っている人が多いです。
シャンプートリートメントも香料が残りやすいものを選べば、さらにシャンプーの良い香りを周囲に振りまけるでしょう。
朝シャンプーをするなら気を付けたいポイント
朝シャンプーは、夜にシャンプーするよりもデメリットがありますが、朝シャンプーするのが習慣になっている人もいるでしょう。
そんな朝シャンが習慣になっている人に気を付けてほしいポイントがあるので解説していきます。
朝シャンは湯シャンがおすすめ
まず1つ目は、朝は湯シャンにしておくということです。
湯シャンとは「シャンプー剤を使わないシャンプー方法」つまりお湯洗いですね。
夜は、シャンプー剤を使って汚れをしっかり落としますが、朝は油分をある程度残すためにシャンプー剤を使わないほうが良いです。
そうすることで皮脂の落としすぎを防ぎます。
湯シャンのやり方は簡単。シャンプー剤を使わないで頭皮を優しくマッサージします。シャンプー剤を使っていないので強く擦ったりするのはNGです。
仕上げにトリートメントだけしておけば、髪にツヤも出ますし、香りを残すことだってできます。
朝シャンするときは、夜にシャンプー剤を使って髪を洗っておき、朝は湯シャンで済ませるというのがおすすめです。
洗浄力の強いシャンプーを使わない
上記で説明した「湯シャンは嫌だな」と思い、シャンプー剤を使いたい人は、使うシャンプー剤を気を付けましょう。
洗浄力の高い石油系シャンプーを使ってしまうと、油分が取れすぎて頭皮も髪も乾燥してしまいます。
繰り返しになりますが、皮脂にはバリア機能があるので、頭皮に多少の油分が必要です。
朝シャンしているだけで頭皮が乾燥しやすいです。低刺激で保湿力の高いアミノ酸シャンプーを使うようにしましょう。
アミノ酸シャンプーは洗浄力がマイルドで、汚れを落としながらも必要な油分は残すことができます。髪もしっとりまとまるようになるのでおすすめですよ!
正しいシャンプー・トリートメントの方法で髪を洗う
朝シャンプーは、時間がない中でしていることが多いので急いでやってしまいますよね。
急いでシャンプートリートメントをしていると、どうしてもやり方が雑になってしまいます。
しかし、すすぎ残しがあると頭皮トラブルになってしまうんです。
朝シャンプーでも正しいシャンプーのやり方、トリートメントのやり方をするようにしましょう。
正しいシャンプーのやり方は下記です。
- 入浴前にブラッシングをする
- すすぎをしっかりする
- お湯の温度を38度前後にする
- シャンプー剤を適量とる
- しっかり泡立てる
- 指の腹で洗う
- 髪ではなく頭皮を洗う
- すすぎ残しがないように泡を流す
正しいトリートメントのやり方は下記です。
- 水気を十分に切る
- 適量のトリートメントを使う
- 頭皮に付けないように気を付ける
- ジャンボコームで馴染ませる
- 5~10分ほどトリートメントを浸透させる
- すすぎ残しがないように流す
トリートメントは特にすすぎ残しに注意です。
髪に残りやすいですし、頭皮には刺激が強い成分が結構配合されています。
じっくり時間をかけてヌメヌメ感がなくなるまですすぎましょう。
髪をドライヤーで乾かす(半乾きNG!)
髪を乾かすのも時間がかかります。
半乾きで終わっていませんか?
髪は濡れている状態だとダメージを受けやすいです。湿ったまま外出してしまうと紫外線の影響で髪を傷めやすくなります。
また、頭皮は濡れていると雑菌が繁殖しやすい状態です。頭皮臭やフケなどの頭皮トラブルを引き起こす原因にもなるので頭皮も髪もしっかり乾かすようにしましょう!
正しい髪の乾かし方は下記です。
- タオルドライをしっかりする
- 洗い流さないトリートメントを付ける
- ドライヤーの風を使い分ける
- 根元から乾かす
- ドライヤーを振りながら乾かす
- 冷風で仕上げる
【まとめ】理想は朝シャンより夜̪シャン
朝シャンプーのメリットやデメリット、注意してほしいポイントを解説してきましたが、理想は夜にシャンプーすることです。
1日の汚れを落としてスッキリとした状態で寝たほうが、頭皮環境にも良いですよ。
また、夜もシャンプーして朝もシャンプーするのは皮脂を落としすぎです。頭皮の乾燥は抜け毛やフケなどあらゆる頭皮トラブルを引き起こします。
これが「朝シャンプーするとはげる」と言われる理由でもあります。
健康的な頭皮と髪を育むには、夜に1回だけシャンプーするというのがおすすめです。
どうしても朝シャンプーしたい場合は、紹介した注意するポイントを参考にしてみてくださいね。