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ヘアケア方法

シャンプーを使わない湯シャンとは?効果やデメリットも解説!

シャンプーを使わない洗髪方法「湯シャン」を知っていますか?

シャンプーを使わないなんて考えられない」と思う人もいるかもしれませんが、湯シャンをしている人は実際にいますし、芸能人でもいるんです。

とはいえ、シャンプーを使わない湯シャンには嬉しい効果もあればデメリットもあります。

さっそく、シャンプーを使わない「湯シャン」という洗髪方法について解説していきます!

シャンプーを使わない湯シャンとは?

湯シャンとは、シャンプー剤を使わずにお湯だけで洗髪する方法です。

湯シャンのほかに「ノーシャンプー」を略して「ノープー」と呼ばれることもあります。

シャンプー剤を普段から使っている人からすると信じられないようなことですが、実際にシャンプー剤を使わずに湯シャンだけをしている人がいます。

この「湯シャン」は、宇津木龍一氏が提唱し2013年に書籍にもなっている洗髪方法です。

芸能人でもやっている人がいて、ミランダ・カーさん、タモリさん、福山雅治さんなども実践されているようです。(今現在は不明)

筆者自身は湯シャンはしていませんが、シャンプーの営業で美容室を回っていたころ、美容師さんでも湯シャンをしている人がいました。その美容師さんは、もう何年もシャンプーを使っていないと仰っていたので、一度湯シャンにハマると全然シャンプー剤を使わなくなるようです。

シャンプーを使わない湯シャンの効果

シャンプーを使わない湯シャンという洗髪方法にはどのような効果やメリットがあるのか解説していきます。

シャンプーを使わない湯シャンのメリットは下記です。

  • シャンプー剤による刺激がない
  • 皮脂量が安定する
  • 抜け毛やべたつき・ニオイを抑える

シャンプーには化学物質が配合されています。

そのシャンプー剤を使わないということは髪や頭皮が本来の状態に戻っていくということです。

シャンプー剤による刺激がない

シャンプーには、あらゆる化学物質が配合されています。

それらが全て悪だとは全く思いませんが、色々な成分が配合されているということはそれだけ合わない成分が使われている可能性があるということです。

身体に合わない成分はアレルギー反応を起こす可能性がありますし、頭皮に刺激になります。

いくら低刺激なシャンプーを選んでいても、本当に肌が弱い人は荒れてしまったり痒くなったりするはず。

シャンプー剤を使わない湯シャンでは、これらのシャンプーを使うことで起こるトラブルが改善されます。

皮脂量が安定する

シャンプー剤によっては洗浄力が強すぎて、頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまっているケースが良くあります。

皮脂には頭皮を外部からの刺激から守ったり、乾燥を防ぐ大事な役割があるんです。

皮脂が不足してしまうと、余計に皮脂分泌を増やそうとして逆に頭皮がべたついたりしてしまいます。

シャンプー剤を使わない湯シャンでは、頭皮に適度な量の皮脂を残すことができるので、頭皮の皮脂量が安定します。

元々べたついている人は、最初はスッキリしないと思いますが、湯シャンを続けていくうちに頭皮の皮脂量が元の正しいバランスに戻っていくと思いますよ。

抜け毛やべたつき・ニオイを抑える

上記と同じく、洗浄力の高いシャンプー剤を使っていると皮脂を取りすぎてしまうので、それによって頭皮の皮脂バランスが悪くなります。

頭皮の皮脂バランスが乱れることによって、抜け毛やべたつき、フケやニオイなど様々な頭皮トラブルが発生します。

シャンプー剤を使わない湯シャンでは、頭皮の皮脂バランスを整えることで、上記のような頭皮トラブルを改善していく効果に期待できます。

シャンプーを使わない湯シャンのデメリット

シャンプーを使わない湯シャンで得られる効果を解説してきましたが、良いことばかりではありません!

やはりシャンプー剤を使わないことのデメリットはあります。

シャンプーを使わない湯シャンのデメリットは下記です。

  • 最初はべたつきや不快感があるかも
  • ワックスなどのスタイリング剤を使えない
  • 逆に臭いやフケが出る可能性もある

デメリットも把握したうえで、挑戦していきましょう。

最初はべたつきや不快感があるかも

シャンプー剤を使っていつも髪を洗っていた人が、いきなりお湯だけで洗うというのは、やはり違和感や不快感を感じると思います。

また、シャンプー剤は汚れを落とすだけでなく、髪にツヤを出す成分や保湿効果にある成分も配合されています。

それらの効果がなくなるということは、髪にパサつきを感じたりツヤを感じられなくなる可能性もあります。

ワックスなどのスタイリング剤を使えない

ワックスなどのスタイリング剤は油分が多い製品です。

そのため、スタイリングをお湯だけで落としきることは難しいでしょう。

普段からスタイリング剤を使う人に湯シャンは合っていません。

逆に臭いやフケが出る可能性もある

乾燥肌の人が、高い温度のお湯で湯シャンしていると頭皮が乾燥してしまいます。

頭皮の乾燥からフケが出てしまったり抜け毛が増えてしまったり、、、

逆に脂性肌の人は、皮脂がお湯だけでは落ち切らずに、汚れがたまってしまう可能性も。

頭皮の皮脂は、頭皮臭や痒み、フケなどを引き起こします。

湯シャンする場合は38度を目安に温度を調整しましょう。

シャンプーを使わない湯シャンの正しいやり方

ここからは湯シャンのやり方を解説していきます。

湯シャンのやり方は下記です。

  1. シャンプー前にブラッシング
  2. 頭皮をしっかり洗う
  3. ドライヤーでしっかり乾かす

3ステップで簡単にできます。

順番に解説していきますね!

シャンプー前にブラッシング

シャンプーする前には必ずブラッシングするようにしましょう!

ブラッシングすることによって、髪に付いたホコリや汚れをある程度落とすことができます。

また、髪の絡まりを解いておくことで髪が洗いやすくなりますし、シャンプー時に絡まって傷む可能性を減らすことができます。
頭皮にも軽く当ててあげることで、頭皮の血行促進効果もあるんです。

ブラッシングのやり方

頭皮側から毛先に向かってブラッシングしていきます。

特に傷んでいる毛先では髪が絡まっていたりして、ブラシが引っかかることがあります。

この時にブチっと強引に梳かすと髪自体が傷んでしまいます。(枝毛や切れ毛に。)
なので、優しくブラッシングするようにしてくださいね。

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頭皮をしっかり洗う

ブラッシングを終えたらいよいよ湯シャンです。
まずは頭皮全体を揉むように洗っていきます。

このとき、シャワーのお湯の温度に気を付けてください!
熱すぎたら頭皮が乾燥しますし、ぬるすぎると汚れが落ちません。

38度前後が適温です。温度を調整して、頭皮に負担をかけないようにしてください。

注意点としては、強く擦り過ぎないことです。通常のシャンプーと違い泡がない分、摩擦が起き髪や頭皮が傷みやすいです。指の腹を使て優しく洗っていきましょう!

洗う時間は5~10分くらいかけましょう。慣れてきたら少しづつ時間を短くしていっても良いですが、慣れないうちは洗い残しがある可能性があります。特に耳周りや首の近くは意識して丁寧に洗うようにしてください。

ポイント

・お湯は38度前後

・頭皮をしっかり洗う

・強く擦らない

・時間をかけて洗っていく

ドライヤーでしっかり乾かす

お風呂上りはドライヤーを使って髪を乾かすようにしましょう。

自然乾燥をしているという人もいるかもしれませんが、湯シャンに限らず自然乾燥は良くないです。

濡れた状態の髪の毛はキューティクルが開き非常にダメージを受けやすい状態です。また、頭皮も濡れた状態では雑菌が沸きやすいです。頭皮臭やフケの原因にもなってしまいます。

タオルとドライヤーを使ってしっかり髪を乾かすようにしましょう。

髪の乾かし方

タオルドライは、髪をこすりすぎないようにタオルに水分を吸わせるイメージで。頭皮はしっかり拭きましょう。

タオルドライ後はドライヤーをかけていきます。

ドライヤーは髪に近すぎると髪の温度が上がってタンパク質が壊れてしまうので、20センチほど離して風を当てます。

乾かす順番は「根元→毛先」の順番。このように乾かすことで、髪だけ乾いて頭皮が濡れているという状態を防ぐことができます。また、キューティクルも「根元→毛先」に向かって重なっているので、キューティクルを閉じてツヤを出すことができますよ。

最後は冷風を少し当ててあげることで、髪がまとまり、ヘアスタイルがキープされやすいです。

髪が湿ったまま寝てしまうと枕との摩擦で傷んでしまうので、生乾きで終わらせずに完全に乾かすようにしましょう!

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【まとめ】湯シャンがおすすめな人

今回はシャンプーを使わない「湯シャン」について解説してきました。

湯シャンにはメリットもありますが、デメリットも結構あります。

個人的にはあまりおすすめできないかなと思います。(ここまで説明してきてなんですが笑)

ただ、肌の弱い人でシャンプー剤が合わないという人や、どんなシャンプーを使っても悩みが解決されないという人はやってみる価値ありです!

おすすめな人

・敏感肌や乾燥肌の人

・色々なシャンプーを試したけどどれも合わなかった人

・シャンプー代を節約したい人

逆におすすめできないのは下記に当てはまる人

  • 脂性肌の人
  • スタイリングをよく使う人
  • シャンプーを使っていて特に問題がない人

【補足】シャンプー剤との付き合い方

「シャンプー剤が合わない」

「敏感肌だからなるべく刺激になるものを使いたくない」

こんな風に思っている人は、シャンプーの種類を変えてみると良いかも。

洗浄力の高いシャンプーは頭皮に刺激になり、皮脂を落としすぎたりしますが、洗浄力の優しい低刺激なシャンプーもあります。

洗浄力の高いシャンプーというのは具体的には「石油系シャンプー」です。市販の安いシャンプーはどれも石油系シャンプーなので、シャンプーの種類を変えたからと言ってあまり変化はありません。

肌が弱い、敏感肌、シャンプーが合わないという人は「アミノ酸シャンプー」を使って見てほしいです。アミノ酸シャンプーは洗浄力がマイルドで、頭皮にも優しいです。

筆者は湯シャンよりもアミノ酸シャンプーを使うことをおすすめします。デメリットは、アミノ酸シャンプーは通常のシャンプーに比べて価格が高いことです。

しかし、価格に見合った効果を得られると思いますよ。
悩みが解決するならむしろ安いと感じるはずです。

アミノ酸シャンプーを使って見ようかなという人は、「プロが選ぶおすすめのアミノ酸シャンプー10選!」を参考にしてください!