髪の乾かし方は、髪の毛や頭皮に大きな影響を与えます。
間違った髪の乾かし方をしていると髪が傷んでしまいますよ。
ドライヤーのやり方ひとつで、髪のツヤ感を出すことができるので、正しい髪の乾かし方をしましょう。
今回は美容師免許を持っている筆者が、正しい髪の乾かし方をタオルドライ~ドライヤーまで詳しく解説していきます。
正しい髪の洗い方はこちら↓
【正しい髪の乾かし方】タオルドライ~ドライヤーまで詳しく解説!
正しい髪の乾かし方は下記です。
- タオルドライをしっかりする
- 洗い流さないトリートメントを付ける
- ドライヤーの風を使い分ける
- 根元から乾かす
- ドライヤーを振りながら乾かす
- 冷風で仕上げる
詳しく解説していきます!
タオルドライをしっかりする
まず、タオルドライをしっかりしましょう。
タオルドライで水気をしっかりとっておけば、ドライヤーをする時間を短縮できます。
・頭皮をしっかりふく
・髪は強く擦らない
・髪はタオルに水を吸わせるように
髪は濡れている状態はキューティクルが開き、ダメージを受けやすい状態。なので、なるべく髪は擦らずに、水をタオルにしみこませるようにパンッパンッとしましょう。
頭皮はシャンプーするような感覚で拭いて構いません。
洗い流さないトリートメントを付ける
タオルドライが終わったら、洗い流さないトリートメントを付けてください。
洗い流さないトリートメントは、髪をドライヤーの熱から守ってくれます。さらに、ツヤを出す効果もあります。
洗い流さないトリートメントを付けるときは、頭皮に付かないように中間から毛先を中心につけるようにしましょう。
ドライヤーの風を使い分ける
ドライヤーの風は基本的には3種類くらい設定されているはずです。
3種類の風をうまく使い分けることで、髪のセットも楽になりますし、髪がまとまります。
風 | 使い方 |
強温風 | 髪が濡れている状態から80%ほど乾かすまでは強温風を使っていきます。風量が最大限出るので、髪を早く乾かせます。 |
弱温風 | 髪の仕上げや、前髪など繊細に扱いたいところを乾かすのに向いています。風量が弱いので、セットしやすいです。 |
冷風 | ドライヤーの仕上げで使います。冷風を当てることで、キューティクルが閉じてツヤが出ます。また、冷風で髪を冷ますことで髪のスタイルがキープできます。 |
ドライヤーの風を上手く使い分けていきましょう。
根元から乾かす
髪を乾かしたけど、頭皮がまだ湿ってるという人は案外多いです。
頭皮が乾ききっていないと、そこから雑菌が繁殖して頭皮臭やフケかゆみの原因になります。
髪が先に乾くのを防ぐためにも、根元・頭皮から乾かすようにしましょう!
また、キューティクルは根元側から毛先に向かって重なっています。根元から風を当てることでキューティクルを閉じながら髪を乾かすことができるんです。
ドライヤーを振りながら乾かす
ドライヤーの風を同じところに当てすぎるとそこだけ髪の温度が高くなってしまいます。
髪全体を均等に乾かすためにも、ドライヤーを少し振りながら使い、同じところばっかに風が当たらないにしましょう。
冷風で仕上げる
髪が乾ききったら、最後は冷風を当てましょう。
・キューティクルが閉じ、ツヤが出る
・髪がまとまる
・ヘアスタイルがキープされる
冷風を当てるだけですが、メリットがかなり多いです。
髪は冷めたときに形がキープされるので、冷風を当てておくだけで髪が広がりにくくなりますし、寝ぐせもつきづらくなります。
ドライヤーに関するQ&A
ドライヤーに関する疑問について答えていきます。
自然乾燥は良くない?
A.自然乾燥は良くないです。
髪は濡れている状態は傷みやすいです。頭皮も濡れていると雑菌が増えやすく、頭皮臭などの頭皮トラブルの原因になります。なので、入浴後は早めにドライヤーで髪を乾かすことをおすすめします。
メンズで髪が短くてもドライヤーは使ったほうが良い?
A.メンズでもドライヤーは必ず使おう。
髪が短いと、ドライヤーを使わなくてもある程度時間がたてば髪は乾いてしまいます。しかし、髪は乾いても頭皮は湿ったまま。メンズこそ頭皮を乾かさないと頭皮臭やフケなどが出てしまいます。坊主の人も軽くドライヤーすることをおすすめします。
ドライヤーを選ぶ基準は?
A.風量を目安に。
1番は自分に合ったものを使うのが良いと思いますが、風量を目安にすると選びやすいです。髪が長いと乾かすのに時間がかかりますし、ドライヤーすること自体がめんどうですよね。風量が多いドライヤーなら髪が速く乾くので、時短にもなります。ほかにもマイナスイオンなどいろんな機能の製品があるので、自分に合いそうなものを選んでみてくださいね。
【まとめ】正しい髪の乾かし方は美髪につながる
正しい髪の乾かし方ひとつで、髪にツヤを出すことができますし、セットも楽になります。
逆に、間違った乾かし方をしてると髪が傷むので今すぐ改善しましょう!
・洗い流さないトリートメントを付ける
・根元から乾かす
・冷風で仕上げる
ぜひ正しい髪の乾かし方で綺麗な髪を手に入れてください!