「髪を洗っているのに頭皮がべたつく、、、」
「夕方ごろになると頭皮のべたつきが気になる、、」
このように、頭皮が脂っぽいことに悩んでいませんか?
頭皮のべたつきは、放っておくとフケやかゆみ、頭皮臭も引き起こしてしまいます。
しかし、正しいケアをすればべたつきを抑えることができるのです!
この記事では、頭皮が脂っぽくべたつく原因と、べたつきを抑える方法を解説していきます。
頭皮がべたつく5つの原因
頭皮が脂っぽく、ベタベタする原因は「皮脂の過剰分泌」によるもの。
皮脂は頭皮を保護し、刺激から守る役割があります。しかし、皮脂量が増えすぎると、頭皮がべたついてしまうのです。
皮脂がべたつく、過剰に分泌される原因は様々あります。
- ヘアケア不足による「頭皮の汚れ」
- 間違ったシャンプー選びによる「頭皮の乾燥」
- 脂質や糖質を摂りすぎる「食生活」
- 睡眠不足による「ホルモンバランスの乱れ」
- 運動不足による「血行不良」
それぞれ解説していきます。
ヘアケア不足による頭皮の汚れ
頭皮がべたつく原因として「頭皮を不潔にする」というものがあります。
頭皮の汚れが残っていたり、不潔になっているといつまでも頭皮がべたつきます。
「シャンプーをたまにしかしない」
「ワックスを付けたまま寝てしまった」
「シャンプーがちゃんとできていない」
このようなことから頭皮が不潔になりがちです。
髪は毎日1回洗いましょう。
※2回以上の洗髪は、かえって頭皮を乾燥させるのでやめましょう。
朝シャン派という人もいると思いますが、理想は夜にシャンプーしたほうが良いです。なぜなら、頭皮をはじめとする肌のサイクルは眠っている間に行われるから。
夜にシャンプーしないということは、1日の汚れを残したまま寝ることになります。頭皮のべたつきにもつながりますし、毛穴詰まりなど様々な頭皮トラブルの原因になりかねないです。
毎日夜にシャンプーして、頭皮を清潔な状態で保ちましょう。
間違ったシャンプー選びによる頭皮の乾燥
頭皮の乾燥は一見「皮脂がべたつくことと真逆じゃん」と思ってしまうかもしれません。
しかし、頭皮が乾燥することで、皮脂が足りないと体が判断し、過剰に皮脂を分泌するのです。
なので頭皮が脂っぽいからと言って、シャンプーをしすぎたり、洗浄力の高いシャンプーで髪を洗うことはマイナスでしかないです。
頭皮を乾燥させないために一番大事なのが「シャンプー選び」。シャンプーは洗浄成分によって洗浄力が高いものから、優しく洗えるものまであります。
一般的に市販で売っている安いシャンプーは「石油系シャンプーや「高級アルコール系シャンプー」と言われ、洗浄力が高すぎるシャンプーです。
石油系シャンプーを使っている人は、これが原因で「頭皮の皮脂を落としすぎる→皮脂をたくさん分泌」という悪循環をしてしまっているかもしれません。
脂質や糖質を摂りすぎる食生活
食生活の乱れも頭皮のべたつきの原因になります。
普段の食生活が、揚げ物や肉類を好んで食べている人は、脂肪が体内に蓄積されやすく、頭皮の皮脂が過剰に分泌されることになります。
揚げ物だけでなく、脂質や糖質の高い甘いもの(ケーキやチョコレートなど)を頻繁に食べる人も同じことが言えます。
こういった偏った食生活は、頭皮に悪影響を及ぼすだけでなく、身体にもダメージを与えています。
健康的に過ごしていくため、また頭皮の環境を良くするためにも、少しずつでも野菜や果物を取り入れたバランスの良い食事を心がけましょう。
睡眠不足によるホルモンバランスの乱れ
睡眠時間が短かったり、睡眠の質が低いとホルモンバランスが乱れたり、成長ホルモンの分泌が低下する要因になります。
成長ホルモンは、頭皮の新陳代謝に必要なホルモンなため、新陳代謝が低下して健康な頭皮を保つことが難しくなってしまいます。
何かと忙しい現代社会では、ついつい夜更かししてしまいますが、睡眠時間を確保することは大切です。
寝る前にカフェインを摂ったり、寝るギリギリまでスマホを見ているのは睡眠の質を下げてしまうので控えましょう。
運動不足による血行不良
運動不足による血行不良は、頭皮のべたつきをはじめ、様々な頭皮トラブルにつながります。
デスクワークの人や普段から運動をしない人は多いので、意識的に運動しないと中々運動する機会はないですよね。
運動が不足すると、血行が悪くなりがち。頭皮まで栄養が届きづらくなり、頭皮の免疫力が下がってしまいます。
頭皮のべたつきだけでなく、抜け毛や薄毛のリスクも高まってしまいますよ。
ジョギングなどの運動を取り入れれば、運動不足を解消するだけでなくストレス発散にもつながります。
ストレスも身体や頭皮に良くないので、適度に運動を取り入れていきましょう。
頭皮のべたつきを抑える方法を解説
頭皮がべたつく原因がわかったところで、続いてはべたつきを抑える方法を解説していきます。
今日からできることがほとんどなので、実践してくださいね。
べたつきを抑えられるシャンプーを使う
頭皮がべたつく原因でも少し解説したように、シャンプー選びはかなり重要。
というか、シャンプーを変えれば頭皮のべたつきは高確率で改善します。
市販のシャンプーの多くは石油系シャンプーと言われる洗浄力の高いシャンプーなので、ほとんどの人が使っていると思います。
しかし、洗浄力の高いシャンプーは必要な油分まで洗い流し、頭皮を乾燥させるので、過剰な皮脂分泌を促します。
では、どんなシャンプーを使えばいいのか?というと、答えは「アミノ酸シャンプー」です。
アミノ酸シャンプーは、適度な洗浄力で、必要な油分は残しつつ頭皮の汚れはしっかり落としてくれます。石油系シャンプーに比べて頭皮への刺激も少ないです。
アミノ酸シャンプーの中でも、菌や皮脂を抑えることができる有効成分が配合されたシャンプーが効果的。
中でも男性におすすめなのがコラージュフルフルスカルプシャンプーで、女性におすすめなのがハーブガーデンシャンプーです。
べたつきを改善するだけでなく、頭皮のフケやかゆみ、頭皮臭も改善することができますよ!
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適語な洗浄力で髪や頭皮を洗えるので、頭皮が乾燥することも、乾燥により皮脂が過剰に分泌されることもありません。
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正しいヘアケアをする
シャンプーを変えるのと合わせて気を付けてほしいのが「正しいヘアケアをする」ということです。
ヘアケア方法とは、シャンプーのやり方やトリートメント、髪の乾かし方など。
これらを正しく行うことでべたつきの改善に近づけます。
特に気を付けてほしいポイントは下記。
・シャンプーは毎日夜に1回
・爪を立ててシャンプーしない
・トリートメントを頭皮に付けない
・髪の自然乾燥をしない
解説していきます。
シャンプーは毎日夜に1回
シャンプーをたまにしかしないという人は、頭皮に汚れがたまっています。
皮脂が蓄積していき、べたついてしまいますよ。
また、朝と夜に1日2回シャンプーするというのもよくないです。
頭皮が乾燥しすぎて、皮脂が過剰に分泌されてしまいます。
朝シャン派の人もいるかもしれませんが、頭皮は寝ている間に適度な油分が分泌され、頭皮を守る機能をしてくれるので夜シャンが良いです。
清潔な状態で寝たほうが頭皮を清潔で健康に保つことができます。
爪を立ててシャンプーしない
爪を立ててシャンプーすると頭皮が傷つきます。
炎症から、頭皮の皮脂量が増えたり、かゆみが出たりしてしまいます。
指の腹で洗うようにしましょう。
トリートメントを頭皮に付けない
トリートメントは、頭皮にとっては刺激になる成分が結構配合されています。(髪を綺麗にする商品なので。)
なので、トリートメントは頭皮に付けない、付かないように意識しましょう。
ちなみに短髪の男性はトリートメントはしなくていいですよ。
髪の自然乾燥をしない
頭皮は、濡れている状態だと菌が繁殖しやすいです。
頭皮が脂っぽい人はそこから頭皮臭などにつながってしまうので、入浴後はなるべく早めにドライヤーで髪を乾かすようにしましょう。
注意点としては、髪だけでなく、頭皮もしっかり乾かすこと。
特に髪の長い女性は、髪だけ乾いて頭皮が湿っているということがよくあります。
オーバードライ(乾かしすぎ)も頭皮が乾燥してしまうので気を付けたいです。
冷風を当てて冷たいと感じればまだ濡れている、冷風を当てて何も感じなければ乾いている、というのが判断基準としておすすめ。
坊主の人も、頭皮は濡れているので軽くドライヤーで乾かしてあげてください!
生活習慣を改善する
シャンプーを変える、正しいヘアケア方法をすることと合わせて改善していきたいのが生活習慣です。
生活習慣は頭皮に影響を与えるだけでなく、身体全体に影響を与えるので、改善して損はないですよ!
バランスの良い食生活
頭皮のべたつき対策としてまず改善したいのが、お肉や揚げ物などの油分が多い料理を食べすぎないことです。
お肉や揚げ物はおいしいのでついつい食べ過ぎてしまいますよね。(最近は揚げ物が重たく感じてきたけど。。)
肉もタンパク質が豊富で欠かせない食べ物ですが、鶏むね肉やササミなどヘルシーな肉を取り入れてみてください。
反対に、豚バラや牛カルビ、もも肉など脂の多い肉はなるべく控えるようにしましょう。
野菜・肉・魚のバランスを考えながら食事改善していくことが頭皮のべたつきを抑える近道ですよ。
睡眠の質を高める
睡眠の質を高める、睡眠時間を確保することも大事。
【睡眠の質を高めるためには】
- 寝る数時間前からカフェインを摂らない
- 寝る直前までスマホを見ない
また、頭皮の新陳代謝は22時~2時頃が盛んだといわれているので、その時間に寝れてるとよいです。
とはいえ、22時に寝るのはなかなか難しい話です。
最低限7時間の睡眠時間を確保するなどして頭皮の新陳代謝を促しましょう。
運動不足・ストレス解消
頭皮がべたつく原因でも解説した通り、運動不足やストレスを解消することも頭皮環境を整えるうえでは効果的。
運動をするだけでもストレスが発散されます。ストレスは、ホルモンバランスを乱すのでなるべく溜めないようにしたいところです。
ヨガは、適度な運動になりつつ、ストレス発散にもなるのでおすすめですよ。
頭皮の皮脂が多いと起こる症状
頭皮の皮脂が多いと、頭皮に様々な症状が現れます。
今現在、頭皮の皮脂が気になっている人は下記のような症状が出ているのではないでしょうか。
- 髪のべたつき
- 頭皮のかゆみ
- べたついたフケ
- 頭皮臭が出る
頭皮の皮脂が多いとこのような症状が表れてきます。
逆に、頭皮の皮脂量を抑え、べたつきを改善すればかゆみや、フケ、頭皮臭などもトータルでケアできるというわけです!
髪のべたつき
頭皮の脂の正体は、毛穴から分泌される皮脂。皮脂は本来、頭皮を守る「バリア機能」という役割をしていますが、過剰に皮脂が分泌されることでべたついてしまいます。
髪がべたつくと、
「清潔感がなさそうに見える」
「髪がペタンとする」
「髪をうまくセットできない」
などのデメリットが。見た目の印象が悪くなってしまうので、本記事の「頭皮のべたつきを抑える方法」を参考にして改善してくださいね!
頭皮のかゆみ
頭皮には、一定の常在菌が存在していますが、皮脂が栄養源となるので皮脂が増えすぎることで、常在菌も増殖してしまいます。
菌が増えることで、頭皮に炎症が起きかゆみが生じます。頭皮がかゆいからと言って、頭皮を爪でかくのはNG!頭皮が傷つき、さらにかゆくなるという悪循環を引き起こしますよ。
※かゆいときは爪ではなく、指の腹でかくのが個人的にはおすすめ(シャンプーの要領で。)
かゆみが出ると、何をするにも痒さが気になって集中できません。
早めに対処しましょう。
かゆみに関しては下記の記事を参考にしてください!
べたついたフケ
フケは「乾性のフケ」と「脂性のフケ」の2種類があります。
皮脂が多い場合は「脂性のフケ」で、べたついたフケが出るのが特徴です。
皮脂を栄養源として増殖する「マラセチア菌」に頭皮が刺激され、頭皮の新陳代謝のサイクル(ターンオーバー)が乱れてフケが出ます。
フケも見た目的に不潔感を与えてしまうので気にしている人は多いです。
また、乾性のフケよりも脂性のフケのほうが厄介なので、早めに対策してくださいね!
フケに関しては下記の記事を参考にしてください。
頭皮臭が出る
頭皮の皮脂が酸化することで悪臭が出てしまいます。
皮脂が増えれば増えるほど、頭皮臭も強くなっていくので早い段階で対策しましょう。
また、頭皮臭は見た目ではわからないため、自分では気づきにくいかもしれません。自分では気づかなくても、周りの人を不快にさせてしまいます。
臭いが気になり始めると、周りからの印象が気になって、外出したり誰かとコミュニケーションをとるのが嫌になってしまいます。そうならないためにも頭皮の臭いケアもしましょう!