紫外線が特に強い夏が終わり、秋ごろになると夏に受けた髪のダメージが気になってきませんか?
紫外線対策はお肌だけでなく、髪にも必要です。
正しく紫外線対策することで、綺麗な髪をキープすることができます。
そこで、本記事では
- 紫外線が髪に与える影響
- 紫外線ケアの注意点
- 紫外線対策のヘアケア方法
以上の3点を解説していきます。
紫外線(UV)が髪に与える影響とは?
紫外線を受けると肌がダメージを受けるように、髪や頭皮もダメージを受けています。
紫外線が髪に与える影響は主に下記の4つです。
- 乾燥による髪のパサつき・ごわつき
- ツヤ・なめらかさの低下
- ヘアカラーの退色
- 頭皮の炎症
乾燥による髪のパサつき・ごわつき
紫外線は髪の毛の内部まで入り込み、髪の主成分であるタンパク質にダメージを与えます。
タンパク質がダメージを受けることによって、髪の柔軟性が失われたり、水分保持力が低下したりしてしまうんです。
水分を失った髪は、乾燥してパサつきや、ごわつきとなって現れます。
ツヤ・なめらかさの低下
髪表面にはキューティクルという膜のようなものがあります。
キューティクルが紫外線によってダメージを受けたり、剥がれたりすることでツヤがなくなります。
また、キューティクルが剥がれた髪は内部の栄養が流出しやすく、滑らかさやツヤ感が失われてしまんです。
ヘアカラーの退色
紫外線が髪内部に入り込み、メラニン色素やヘアカラーによって入れた色素を壊していくので退色しやすくなります。
頭皮の炎症
紫外線の影響は髪だけではありません。
頭皮の分け目にも悪影響を与えます。
頭皮も、肌と同じ皮膚です。
紫外線を直に受ければ、赤くなったり炎症を起こしたりしてしまいます。
紫外線(UV)ケア 5つの注意点
続いては紫外線ケアで気を付けることについて解説していきます。
紫外線のピーク時期
紫外線のピークは7月や8月と思われがちですが、実は5月がピークなんです。
紫外線が強いのは5~8月ごろですが、紫外線は1年中降り注いでいます。
夏だけでなく、秋や冬も紫外線対策を行いましょう。
紫外線の多い時間帯
紫外線が特に強いのは、お昼ごろの10~14時。
昼食などで外に出る際は、紫外線対策を忘れずに行ってください。
天気による紫外線
「曇っているから、、」「雨が降っているから、、」と、紫外線対策を怠っていませんか?
曇りや雨の日でも紫外線はあります。
晴れの日の紫外線が100%だとすると、
- 曇りの日:70%
- 雨の日:30%
これくらいの紫外線が降り注いでいます。
曇りだからと言って油断せず、出かける際は紫外線対策をしましょう。
出かける場所
日常生活でも紫外線対策は必要です。
買い物、洗濯、犬の散歩:紫外線は軽度ですが、頻繁に行うことなのでケアを怠らないことが大切です。
屋外のスポーツ、営業回り:外にいる時間が長いので2=3時間おきに紫外線ケアが必要です。ホームケアも欠かせません。
良く頻度は低いかもしれませんが、紫外線量が多くなる下記の場所は特に注意が必要です。
髪の毛に浴びる紫外線の量
頭部は、上から日差しが直角に当たっています。
髪の毛に浴びる紫外線の量は、顔と比べて約5倍と言われています。
紫外線(UV)対策におすすめのヘアケア方法
ここからは紫外線対策のヘアケア方法を解説していきます。
紫外線対策におすすめのヘア毛方法は下記です。
- UV対策の洗い流さないトリートメントを使う
- UV対策ヘアスプレーを使う
- アミノ酸シャンプーでヘアケアする
- 正しい方法でヘアケアをする
UV対策の洗い流さないトリートメントを使う
洗い流さないトリートメントの中には、UVカット効果のあるものがあります。
おすすめは「エルジューダサントリートメントエマルジョン」というUVケアトリートメントです。
紫外線を防ぐだけでなく、髪をうるおいで満たしてみずみずしい髪へ導いてくれます。
すでに紫外線で傷んでしまった髪にもぴったりです。
・基本はシャンプー後の髪を乾かす前に使う。
・出かける前に少し髪に使うのもおすすめ。
UV対策ヘアスプレーを使う
UVカット効果のあるヘアスプレーもおすすめです。
おすすめのUVケアスプレーは「ミーファ フレグランスUVスプレー」です。
髪だけでなく全身に使えるUVケアスプレー。
香りが7種類から選べるので、好みの香りが見つかります。
・外出前に髪に振りかける
・長時間外出するときは、持ち歩いて2~3時間に1回重ね付けすると効果が続く
アミノ酸シャンプーでヘアケアする
紫外線で傷んでしまった髪は、ヘアケアをしてこれ以上ダメージを進行させないようにしましょう。
市販で売られている市販シャンプーを使っていると、洗浄力が強すぎて髪をさらに乾燥させ、傷ませてしまいます。
傷んだ髪はアミノ酸シャンプーでのケアが必須です。
アミノ酸シャンプーは保湿力が高く、髪をしっとりと洗い上げます。
洗浄力もマイルドなので、髪や頭皮にダメージを与えません。
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正しい方法でヘアケアをする
ヘアケアアイテムを取り入れることと同じくらい「正しいヘアケア方法をする」ということが大切です。
シャンプーの注意点
シャンプー時に特に気を付けたいのが下記2点。
- シャワーの温度は38度前後にする
- 爪を立てずに指の腹で洗う
シャワーの温度が高いと、髪や頭皮の必要な油分まで洗い流してしまいます。
爪を立てると頭皮が傷つくので注意してください。
トリートメントの注意点
トリートメント時に特に気を付けたいのが下記2点。
- 頭皮に付けないようにする
- すすぎ残しがないようにする
トリートメントは頭皮に刺激となる成分が入っているので、頭皮には付けず髪だけに付けるようにしましょう。
乾かすときの注意点
髪を乾かすときに特に気を付けたいのが下記2点。
- タオルドライで強く擦らない
- 同じ場所にドライヤーの風を当て続けない
髪は濡れている状態だとキューティクルが傷みやすいです。
そんな時にタオルでゴシゴシと擦ったら髪がダメージを受けてしまいます。
タオルに優しく水分を吸わせるようにしましょう。
【補足】紫外線(UV)とは?
補足情報で紫外線についても解説します。
UV(紫外線)とは「Ultra Violet」という光の事を言います。
紫外線にも、UVA・UVC・UVCの3種類があります。
UVA:紫外線の約95%を占める。髪や肌の内部まで入り込みダメージを与える。
UVB:紫外線の約5%を占める。髪や肌の表面を傷つけ、ダメージを与える。日焼けの原因でもある。
UVC:体に害を与える危険な紫外線。地表に到達せず、オゾン層でほぼ吸収される。