「男なら化粧水なんか付けずに、洗顔だけで十分だ」そう考えていませんか?
実はそれは間違いです。
男性肌は女性肌よりも肌トラブルが多く、化粧水でのスキンケアは必須ですよ。
この記事では、
- 男性も化粧水が必要な理由
- メンズ化粧水の効果
これらを分かりやすく解説していきます。
「男は化粧水いらない」と考えている男性は要チェックです!
男は「化粧水いらない」は間違い!化粧水の必要性
男は化粧水なんかいらない、付けないと考えている男性は、まだまだ多いでしょう。
しかし、結論から言うと男性も化粧水が必要です。
むしろ、必須と言っても過言ではありません。
化粧水の具体的な効果は後ほど解説していきますが、主な役割は下記です。
- 肌に水分を補給する
男性肌は水分量が少なく乾燥しやすいので、肌の水分を補給してあげることが大切です。
実は、肌がテカってるのも肌の乾燥が原因です。
肌は乾燥していると、バリア機能が低下してしまうので、過剰に皮脂を分泌することで肌を守ります。
それが、べたつきやテカリとなって表れているわけです。
男性肌は、女性肌よりも肌トラブルが多い
男性肌は、女性に比べて肌の機能が悪いです。
下記は、大手化粧品会社であるPOLAの調査を参考に作成したデータになります。
※水分蒸散量=肌から水分が蒸発してしまう量
上記のデータをまとめてみましょう。
- 水分蒸散量:女性に比べて約2.5倍
- 水分量:女性に比べて約3分の1
- 皮脂量:女性に比べて約3倍
肌の水分量が少なく乾燥しやすいのに、皮脂量が多いですね。
なので、肌表面はテカっていても、肌の内部は乾燥しているのです。
こうしたことから、男性肌は女性肌に比べて肌のトラブルが起きやすいんです。
洗顔後は、肌の水分量が低下している
化粧水を使っていない男性でも、洗顔はしている男性は多いと思います。
洗顔では、顔の皮脂を落とすので洗顔した後は顔が乾燥しやすいです。
洗顔直後には肌の水分量は低下しています。
洗顔直後の肌は、肌を守る皮脂がなくなるので、とってもデリケートな状態。
とはいえ、洗顔しないわけにはいきません。
皮脂は酸化し黒ずみになったり、嫌な臭いを発したりしてしまいます。
なので、洗顔後は速やかに化粧水を付ける必要があるんです。
スキンケア習慣の有無による肌状態の違い
上記のグラフで出た、
- 皮脂量
- 水分蒸散量
この2つは、スキンケアをすることで数値を減らしていけることが分かっています。
参考文献:ポーラ化成が男性の肌を徹底調査
これらは、スキンケア習慣のある男性と、スキンケア習慣のない男性を比べた数値になります。
スキンケア習慣のない男性と比べて、スキンケア習慣ある男性の「皮脂量」「水分蒸散量」が低下していますよね。
皮脂量と水分蒸散量の数値は低いほど肌状態が良いので、スキンケアをすることで肌状態の改善が見込めます。
反対に、ベタつくからと言ってスキンケアをしない男性は、皮脂量が多いままとなってしまうということですね。
化粧水で得られる3つの効果
上記の解説で、なんとなく男性も化粧水が必要なんだなというのは分かっていただけましたか?
化粧水の効果・役割は「水分を補給すること」と上記で説明しました。
化粧水には水分を補うことで乾燥を防いだりしますが、それだけではありません。
化粧水で得られる効果は下記です。
- 肌荒れを防ぐ
- テカリを防ぐ
- シワやシミを防ぐ
それぞれ解説していきます。
肌荒れを防ぐ
化粧水には肌荒れを防ぐ効果があります。
化粧水には、
- 肌を健やかに保つ
- 肌を引き締める
- 肌荒れを防止する
このようなための成分が配合されています。
男性の場合は、髭剃りをする習慣があるため、肌を傷めやすいです。
髭の周りの肌荒れが特にひどいという男性も多いのではないでしょうか。
化粧水はこうした肌荒れを防いでくれる効果がありますよ。
テカリを防ぐ
「夕方ごろになると鼻やおでこがテカってしまう」という男性はとても多いですよね。
肌がテカる原因は、乾燥によるところが大きいのです。
肌が乾燥することで、「皮脂が足りてない!肌を守らなくては!」と身体が判断し、皮脂を過剰に分泌させます。
皮脂は本来、肌を外部のダメージ(紫外線など)から守る役割があります。
化粧水にも、「しっとり系」の化粧水や「さっぱり系」の化粧水があります。
べたつきが気になるという場合は、さっぱり系を選ぶなどすれば化粧水でべたつくことはありません。
化粧水で、肌の水分と油分をコントロールして、肌のテカリを抑えましょう♪
シワやシミを防ぐ
30代、40代にもなると、顔のシワやシミが気になり始めてくるころです。
特に、スキンケアをしてこなかった男性は顕著に現れます。
こうした皮膚の老化現象は、紫外線による影響が大きいです。
紫外線は肌が乾燥していたりすると、もろにダメージを食らいますので、化粧水で肌の水分と油分を整えバリア機能を正常化することが大切です。
ほかにも化粧水には、
- 美白成分
- エイジングケア成分
などが含まれているものもあります。
美白成分は、肌を白く成分ではなくて、メラニン生成を抑制してシミになるのを防ぐ成分です。
シミやシワがあるだけで、かなり老けた印象になってしまうので、早め早めにケアをすることが大切ですよ。
男性は化粧水を使っている人がまだまだ少ない
世の中の男性がどれくらい化粧水を使っているのかも気になるところですよね。
「男性のスキンケアに関する意識調査」の調査結果を見てみましょう。
男性が化粧水を使用している割合を年代別にまとめてみると下記のような感じです。
男性 年代別の”化粧水”使用率 | |
20代 (n=100人) | 53.0% |
30代 (n=64人) | 46.9% |
40代 (n=180人) | 34.4% |
50代 (n=277人) | 32.9% |
60代 (n=224人) | 25.0% |
70代以上 (n=117人) | 23.1% |
男性合計 (n=962人) | 33.2% |
結果は、年齢を重ねるごとに使用率は少なくなってますね。
昔は、「男は化粧水なんて使わない」という強かったのかもしれませんが、今の20代は半分以上の男性が化粧水を使っています。
次はアイテム別の使用率を見てみましょう。
スキンケア化粧品の使用率 |
||
アイテム名 | 男性(n=962) | 女性(n=1403) |
洗顔料 | 45.2% | 85.7% |
化粧水 | 33.2% | 78.7% |
乳液 | 33.3% | 59.6% |
やはり洗顔をしている人は多くても、化粧水や乳液までケアをできていない人が多いようです。
男性で化粧水を使っている人は3人に1人という結果ですね。
肌が荒れていたり、テカっていたりすると、女性からの印象も悪くなります。
【まとめ】男性も化粧水は必要!
肌は第一印象を左右する大事なポイントです。
テカっていたり、肌荒れしていると清潔感のない男だと思われてしまいます。
「男は化粧水いらない」という考えは間違いです。
- 肌に水分を補給する
- 肌荒れを防ぐ健やかに整える
- テカリを防ぐ
- シワやシミを防ぐ
男性肌は女性肌に比べて水分が少なく、皮脂が多いので、そのままでは良い状態とは言えません。
化粧水を使って清潔感のある綺麗な肌を目指しましょう!
化粧水の使い方がわからないという男性は、下記の記事で解説しているので参考にしてください。