どうも、100種類近くのシャンプーを使ってきたウラトです。
今回はPYUAN(ピュアン)シャンプー&トリートメントを成分解析して実際に使ってみた感想をまとめていきます。
花王から2019年7月に新デザインになって販売されたもので、香りが以下の5種類あります。
・ミンティー&ミュゲ(ナチュラル)
・ピーチ&プラム(サークル)
・ローズ&ガーネット(デアリン)
・リリー&サボン(ユニーク)
色んな香りがあって、ボトルデザインもオシャレなので選ぶのが楽しそうです。
PYUAN(ピュアン)評価
洗浄成分: 1
毛髪補修:1
保湿成分:1
頭皮ケア:1
総合:1
※評価は5段階評価で高い順に5.4.3.2.1になります。
PYUAN(ピュアン)はどんなシャンプー?
PYUAN(ピュアン)シャンプーのこだわり
【ピュア泡クレンズ】
ベタつき、臭いの原因にもなる固くて落としにくい皮脂汚れを洗浄成分が柔らかくします。
汚れがふわっと浮き上がるから、ゴシゴシしなくても、やさしく落とせます。製品特徴
・きしまない仕上がり
・シリコーンフリー処方
・パール剤、着色料フリー
・地肌と髪と同じ弱酸性PYUAN(ピュアン)トリートメントこだわり
【長持ちアロマ配合】
水分・汗を感じて、フレッシュな香りが一日中生まれ続け、日中のふとした瞬間に、ふわっと清潔感のある香りを感じます。製品特徴
・指通りなめらか、かろやかな仕上がり
・着色料フリー
・地肌と髪と同じ弱酸性※公式サイトより引用
PYUAN(ピュアン)シャンプーの成分解析
PYUAN(ピュアン)シャンプーの全成分はこちら
さっそく成分解析していきます。
いつものように、
・保湿、育毛、修復などの、【サポート成分】
に分けて解析していきますね。
洗浄成分
まずは、シャンプーの命でもある洗浄成分から。
シャンプーはほとんど水と洗浄成分で出来てます。
なので、洗浄成分に何が使われているかでそのシャンプーの良し悪しはほぼ決まります。
それでは配合量の多いにみていきましょう。
・ラウレス硫酸アンモニウム
石油系
刺激性の強い成分
ヒト実験にて、まれにアレルギーが起きる結論も出ている
・ラウレス-16
石油系
有害物質管理法で、公開すべき有害物質に指定されています。
・ラウラミドプロピルベタイン
ベタイン系
低刺激&低洗浄力
ベビーシャンプーにもよく使われるほど、低刺激で安全性が高いです。
石油系シャンプーです。
石油系シャンプーは、洗浄力や刺激性が強く、髪を傷め頭皮を荒らします。
特に肌の弱い人や乾燥しがちな人は使わない方が良い洗浄成分です。
サポート成分
サポート成分は、
・ダメージケア
・ハリコシ
・ツヤ
・キューティクルケア
などを助けてくれる成分ですが、配合量はそこまで多くないので、効果に期待しすぎずに、こんなのが入ってるんだーくらいにしておきましょう!
抗炎症効果
・グリチルリチン酸2K
化粧水などにも配合される炎症を抑える成分
・レモン果実エキス
抗酸化、血行促進など。
その他、キイチゴエキス、キウイエキスが配合されています。
効果はあまり期待できないでしょう。
PYUAN(ピュアン)シャンプーの成分まとめ
洗浄力と刺激性の強い石油系シャンプーです。
サポート成分もほとんど入っていないので、髪が良くなる事はないシャンプーです。
PYUAN(ピュアン)トリートメントの成分解析
PYUAN(ピュアン)トリートメントの全成分はこちら
・ステアリルアルコール
・セタノール
これはトリートメント、コンディショナーなどの基剤(油剤)として使用されるもので、肌の保湿、柔軟性、感触改善などの性能をもった成分です。
次に書いてあるジメチコンはシリコンです。
後半にはアモジメチコンというシリコンも書いてあります。
シリコンは手触りを良くしたりツヤを与えたりするメリットもありますが、あくまでも表面をコーティングしているだけなので、シリコンが剥がれるときに髪を傷めたり、カラーの浸透が悪くなったりとデメリットもある事を知っておいて欲しいです。
ジメチコンの後には、『クロリド』が4種類並んでいます。
クロリドもシリコン同様髪を柔らかくしたり、静電気を防いだりと髪には良い効果があり、トリートメントにはよく配合されていますが、頭皮に対しては刺激性がかなり強い成分なので、トリートメントは頭皮には絶対につけないように気を付けましょう。
PYUAN(ピュアン)トリートメントの成分まとめ
『クロリド』という髪を柔らかく、手触りを良くする成分と
シリコンのジメチコンという髪をコーティングしてツヤや手触りを良くする成分が多く配合されています。
これらはトリートメントを構成するメイン成分でほとんどのトリートメントには配合されています。
繰り返しますが、どちらも髪には良い成分ですが、頭皮には悪い成分なのでトリートメントは頭皮に付けないよう注意しましょう。
これらの成分以外には、シャンプーと同様に
・レモン果実エキス
・キウイエキス
・キイチゴエキス
など配合はされていますが、そこまで効果は無いと思います。
PYUAN(ピュアン)シャンプーを実際に使ってみた【レビュー】
今回はアクションを使ってみました。
成分は全て同じなので、結果は同じだと思います。
香りとボトルデザインだけ違いますね。
泡立ちは?
泡立ちは良いです。
ただ、泡質は悪く感じました。
泡が粗いので摩擦が増えて髪が傷みそうです。
香りは?
以下の5種類
・ミンティー&ミュゲ(ナチュラル)
・ピーチ&プラム(サークル)
・ローズ&ガーネット(デアリン)
・リリー&サボン(ユニーク)
今回はアクションを使っていきました。
香りは強すぎず、弱すぎずで良い匂いでした。ちょうどいい。
仕上がりは?
シャンプーを終えた時点ではキシミがあり、サラサラとは程遠い。
トリートメントを付けると、少し落ち着いたかな?と思いましたが、乾かしてみるとツヤや潤いはなく、髪の毛が広がりました。
値段は?
425mlで約600円〜700円くらい
どこで買えるの?
ドラックストアでも買えますしAmazonや楽天でも購入可能ですよ。
PYUAN(ピュアン)シャンプーがオススメの人は?
ピュアンシャンプーがオススメな人は、、、いません
洗浄成分のメインが石油系洗浄成分なので、基本的にオススメは出来ないです。
洗浄成分がシャンプーの質を大きく左右します。
繰り返しになりますが、石油系洗浄成分は刺激性や洗浄力が強いので、髪や頭皮を乾燥させ傷ませたり、肌の弱い人だとアレルギー反応を起こしやすいです。
それに比べて、アミノ酸洗浄成分は低刺激でマイルドな泡で洗う事が出来ます。
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