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ヘアケア化粧品

【レビュー】ネイチャーアンドコーボタニカルシャンプーを使った感想・仕上がり・成分解析

どうも、100種類近くのシャンプーを使ってきたウラトです。

ウラト
ウラト
今回はKOSEから2016年8月に発売されたネイチャーアンドコーシャンプー&コンディショナーを成分解析して実際に使ってみた感想をまとめていきます。

『髪に必要なものだけを、贅沢に。』
をコンセプトに、ボタニカルが売りの自然派シャンプーです。


ネイチャーアンドコーボタニカルの評価

洗浄成分:2
毛髪補修:1
保湿成分:3
頭皮ケア:2
総合:2

※評価は5段階評価で高い順に5.4.3.2.1になります。


ネイチャーアンドコーボタニカルシャンプーの成分解析

ネイチャーアンドコーボタニカルシャンプーの全成分はこちら

さっそく成分解析していきます。
いつものように、

・シャンプーの命でもある【洗浄成分】
・保湿、育毛、修復などの、【サポート成分】

に分けて解析していきますね。

洗浄成分

まずは、シャンプーの命でもある洗浄成分から。
シャンプーはほとんど水と洗浄成分で出来てます。
なので、洗浄成分に何が使われているかでそのシャンプーの良し悪しはほぼ決まります。

それでは配合量の多いにみていきましょう。

・オレフィン(C14-16)スルホン酸
高脱脂力&高洗浄力
ラウレス硫酸よりも少しだけ低刺激だが、石油系に変わりはないので、髪も頭皮も傷める。

・コミカドプロピルベタイン
ベタイン系
低刺激&低洗浄力
ベビーシャンプーにもよく使われるほど、低刺激で安全性が高い。

・ココアンホ酢酸Na
両性界面活性剤
単体での使用はほとんどなく、極めて低刺激に調整したり、指通りを改善したりといった効果を付与する。
ベビーシャンプーにも使われる。

・ココイルメチルタウリン
タウリン(アミノ酸)系
低刺激&適度な洗浄力
スッキリめでサラサラ感が出る。

メインの洗浄成分は石油系洗浄成分なので、石油系シャンプーです。

オーガニック成分として
・キラヤ樹皮エキス
・サボンソウ葉エキス
・ムクロジエキス
の3つが汚れを落とす役割をしますが、配合料は少ないので、このオーガニック成分で汚れを落としてるって感じではないです。

一見、オーガニック成分で優しく汚れを落としてる風に感じさせられますが、ボタニカルとは名ばかりシャンプー。
イメージとは反対に髪や頭皮を脱脂して傷めます。

サポート成分

サポート成分は、
・ダメージケア
・ハリコシ
・ツヤ
・キューティクルケア
などを助けてくれる成分ですが、配合量はそこまで多くないので、効果に期待しすぎずに、こんなのが入ってるんだーくらいにしておきましょう!

・保湿成分
オーガニックオリーブ果実抽出オイル
PG

ネイチャーアンドコーボタニカルシャンプーの成分まとめ

ベースの洗浄成分が、強い洗浄力を持っており、イメージとは反対に髪や頭皮を脱脂して傷めます。

『自ら泡立ち、汚れを落とす力を持つ植物から抽出した、3種の厳選したボタニカル洗浄成分配合』
と、公式には書かれていますがベースが洗浄力の強いオレフィンを使ってたらなんの意味もないですね。

ウラト
ウラト
補助的な成分の力で感触こそややしっとり感を与えますが、実際のところ洗浄力が強く、仕上がりの悪さですぐにそのクオリティーの低さに気づくことでしょう。

ネイチャーアンドコーボタニカルトリートメントの成分解析

ネイチャーアンドコーボタニカルトリートメントの全成分はこちら

ネイチャーアンドコーボタニカルトリートメントの成分まとめ

中途半端なコンディショナーです。

ボタニカルを売りにしているので植物オイルは何種類か入ってますね。
〇〇油がそうです。

ただ、数的には全然多くないですし、他のもっと安いトリートメントですらもうちょい入ってるものも結構あります。
1500円という価格と、ボタニカルを売りにしている事を考えると少ないです。

さらに通常のトリートメント同様、『クロリド』というカチオン界面活性剤も2種類含み、これは肌への刺激がかなり強いので、肌に優しいわけでもありません。

髪へのコンディショニング効果はもっとひどく、中途半端にボタニカル感を出しているせいで仕上がりが望ましくないものとなるでしょう。

目的のない中途半端なトリートメントとなってしまってますね。

ネイチャーアンドコーボタニカルを実際に使ってみた【レビュー】

まずはシャンプーから使っていきます。

泡立ちは?

泡立ちはまずまず良い。
石油系のオレフィンベースなので、難無く泡立つと思います。

香りは?

リラックスハーバルグリーン』

弱過ぎず、強過ぎずで、入浴剤にありそうな香りです。

仕上がりは?

シャンプーを終えた時点で意外としっとりしました

そのままトリートメントを付けてみると、、
トリートメントは結構固めのトリートメントでした。

シャンプーでしっとり感が出た為、トリートメントの効果はわかりづらくなったかも知れません。

値段は?

500ml 1400円+税

1mlあたり約3円

成分内容的にも高いですね。

ウラト
ウラト
1500円のクラスになると洗浄成分がアミノ酸だけでできたアミノ酸シャンプーも結構あるので、わざわざ石油系洗浄成分であるオレフィンが入ったこのネイチャーシャンプーを使う必要はないかな。

どこで買えるの?

ドラッグストアでも、Amazonや楽天でも購入可能です。

【まとめ】ネイチャーアンドコーボタニカルについて

オススメの人:いません

洗浄成分のメインが石油系洗浄成分なので、基本的にオススメは出来ないです。

洗浄成分がシャンプーの質を大きく左右します。

繰り返しになりますが、石油系洗浄成分は刺激性や洗浄力が強いので、髪や頭皮を乾燥させ傷ませたり、肌の弱い人だとアレルギー反応を起こしやすいです。

それに比べて、アミノ酸洗浄成分は低刺激でマイルドな泡で洗う事が出来ます。

『髪を綺麗にしたい』『パサつきを抑えたい』『広がりを抑えたい』
こんな悩みを持つあなたは、アミノ酸シャンプーを使わないとダメです。

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