「ブラッシング」していますか?
ブラッシングは短時間でできますが、メリットが大きい立派なヘアケアです。
しかし、間違ったブラッシングは髪のダメージの原因にもなります。
そこで本記事では、髪をとかすメリットや正しいブラッシングのやり方を解説していきます!
髪をとかす3つのメリット
まずは、髪をとかすメリットについて解説していきます。
基本的なメリットは下記3点です。
- 汚れやホコリなどを取る
- 頭皮の血行促進
- 髪にツヤを与える
それぞれ見ていきましょう。
汚れやホコリなどを取る
髪には汚れやホコリ、抜け毛などがついています。これらの汚れをブラッシングすることで取り除けます。
「髪を洗って落とせばええやん」という声が聞こえてきそうですが、汚れやホコリが付着しているとシャンプーの泡立ちが悪くなります。
汚れやホコリを落とすことで、清潔な頭皮環境を育めますよ。
頭皮の血行促進
ブラッシングは頭皮に程よい刺激になり、血行促進効果が得られます。
頭皮マッサージするのはめんどくさいかもしれませんが、ブラッシングなら気軽に行えるのではないでしょうか。
頭皮の血行が悪くなると、髪が細くなったり抜け毛が増えてしまったりする原因になります。
特に頭皮の硬い人は血行が悪い証拠。
ブラッシングの血行促進は、抜け毛や薄毛の予防にも繋がりますよ。
髪にツヤを与える
髪をとかすことで、髪の絡まりが取れ、なめらかな指通りの髪に。
さらに頭皮に分泌されている皮脂が、程よく髪にも行き渡ります。
パサついている髪も、少しブラッシングをするだけでツヤ感が出てきますよ。
ブラッシングのやり方・コツ
髪をとかすメリットが分かったところで、次は正しいブラッシングのやり方を解説していきます。
まず、髪の長さを「根元・中間・毛先」の3つに分けて考えます。
いきなり根元から一気にとかそうとすると、髪の途中で引っ掛かります。なので、毛先から順番にブラッシングしていくことが重要です。
1.毛先からブラッシング
まずは、髪の毛先からブラッシングしていきます。
髪の毛先はダメージが多いはずです。
毛先だけブラッシングしていても引っかかる可能性が高いので、慎重にブラッシングしてください。
2.毛先の絡まりが取れたら中間をブラッシング
毛先の絡まりが取れてから、髪の中間をとかしていきます。
あらかじめ毛先の絡まりは取れているはずなので、「中間→毛先」でブラシを通して構いません。
絡まりがあれば、優しく丁寧にほどいてくださいね。
3.仕上げに根元から毛先をブラッシング
髪の中間までの絡まりがとれたら、「根元→毛先」に向かってブラッシングしていきます。
根元の方は絡まりがほとんどないはずなので、スーッとブラシが通るはずです。
根元からブラッシングするときは、ブラシを頭皮に当ててスタートすると、上記で説明した頭皮の血行促進効果が得られますよ。
ブラッシングが効果を発揮するタイミング
次は、ブラッシングをするおすすめのタイミングを紹介します。
入浴・シャワーの前
シャンプーする前にブラッシングすることで、髪の汚れやホコリを落とし、泡立ちが良くなるのでおすすめです。
また、髪の絡まりを解いているので、髪に余計な摩擦が起きずに済みます。
髪を乾かし終わった後
髪をドライヤーで乾かした後にブラッシングすることで、髪が綺麗な状態でキープできます。
髪は冷めるときに形を記憶するので、ドライヤー後の髪があったかい時がいいですよ。
注意点としては、髪を完全に乾かしてから行うこと。濡れた状態の髪はキューティクルが開き、ブラッシングによる摩擦でダメージ受けてしまいます。
ヘアスタイリング前
ヘアスタイリングする前にブラッシングすることで、綺麗に整った髪から始めることができます。
絡まりがある髪にヘアアイロンなどしても、クセができたり、何か汚らしい印象になる可能性があります。
ヘアスタイリングする前にブラッシングして、髪のもつれは解いておきたいですね。
こんなブラッシングはNG!髪をとかす時の注意点
ここまでは髪をとかすメリットについて解説してきましたが、間違ったブラッシングは髪を傷める危険性があります。
ブラッシング時の注意点は下記3点。
- ブラッシングのやりすぎ
- 濡れている髪にブラッシング
- 汚いブラシを使う
それぞれ解説していきますね。
ブラッシングのやりすぎ
必要以上のブラッシングは逆効果。髪のキューティクルを傷めてしまいます。
また、ブラッシングしてて髪に引っかかったときも注意が必要です。乱暴に引っ張ると切れ毛や枝毛になりますし、健康な髪が抜けると毛根にまでダメージを与えてしまいます。
ブラッシングをする際はやりすぎず、丁寧に優しく行いましょう。
濡れている髪にブラッシング
お風呂上りの濡れた髪にブラッシングしていませんか?
これすごく多い気がします。髪を乾かす前にブラシやコームで髪をとかす方。
濡れている髪は柔らかく、もろくなっています。
摩擦にとても弱いです。
ブラシはドライヤーで完全に乾かしてから使いましょう。
濡れている髪をとかしたい場合は、手ぐしか、目の粗いコームが良いですよ。
汚いブラシを使う
不衛生なブラシを使うのは良くありません。
頭皮に傷があると、そこから細菌が入り頭皮の炎症などのトラブルに繋がります。
ブラシに抜け毛が付きすぎていないか、フケや汚れが付いていないかなど、ブラシのお手入れもたまには気にしましょう。
【まとめ】髪をとかすメリットはある!正しいブラッシングをしよう
今回の記事では、髪をとかすメリットや正しいブラッシングのやり方を解説してきました。
おさらいすると、髪をとかすメリットは下記です。
- 汚れやホコリなどを取る
- 頭皮の血行促進
- 髪にツヤを与える
正しくブラッシングすればメリットしかないので、ぜひブラッシングを習慣にしてくださいね!