スティーブンノル モイスチュアコントロールシャンプー評価
補修力:1
保湿力:1
頭皮ケア:1
総合:２
※評価は5段階評価で高い順に5.4.3.2.1になります。
スティーブンノル モイスチュアコントロールシャンプーの公式情報
パサつき・ゴワつきが気になる深く傷んだ髪を芯から補修。
毛先までしっとりなめらかな髪へ。髪内部の水分をケアし、
乾燥ダメージの気になる髪をしっかり補修。
パサつきやゴワつきのない、
しっとりまとまりやすくなめらかな髪にみちびく
“モイスチュアコントロール”シャンプー。※公式サイトより引用
スティーブンノル モイスチュアコントロールシャンプーの成分解析
スティーブンノル モイスチュアコントロールシャンプーの全成分はこちら
さっそく成分解析していきます。
いつものように、
・保湿、育毛、修復などの、【サポート成分】
に分けて解析していきますね。
洗浄成分
まずは、シャンプーの命でもある洗浄成分から。
シャンプーはほとんど水と洗浄成分で出来てます。
なので、洗浄成分に何が使われているかでそのシャンプーの良し悪しはほぼ決まります。
それでは配合量の多いにみていきましょう。
・オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
石油系
高脱脂力&高洗浄力
ラウレス硫酸よりも少しだけ低刺激だが、石油系に変わりはない。
・ココイルメチルタウリンNa
タウリン(アミノ酸)系
低刺激＆適度な洗浄力
きめ細かい泡立ちでサラサラ系の仕上がり。
・コカミドプロピルベタイン
・ココアンホ酢酸Ｎａ
ベタイン系
低刺激＆低洗浄力
ベビーシャンプーにもよく使われるほど、低刺激で安全性が高い。
・ココイルグルタミン酸TEA
アミノ酸系
低刺激＆低洗浄力
ダメージ補修、コンディショニング効果のある洗いながらケアできる洗浄成分。
しっとり系の仕上がり。
『オレフィン』という石油系洗浄成分がメインで他には低刺激なアミノ酸洗浄成分とベタイン系です。
アミノ酸洗浄成分が入っていますが、あくまでもメインの洗浄成分は刺激性の強い石油系洗浄成分。
石油系洗浄成分は脱脂力と洗浄力が強すぎて髪や頭皮を乾燥させます。
これでは、モイスト効果なんてないのでは？
サポート成分
保湿成分として、
・グリセリン
・ツベルアエスチブムエキス
を配合しています。
グリセリンはシャンプーにはよく配合される保湿成分。
ツベルアエスチブムエキスはこのシャンプーの売りでもあるトリュフエキスの事みたいです。
オリーブ脂肪酸エチルが補修成分として配合されてますがら使用感の向上がメインなので、ダメージ補修は期待しないほうがいいです。
スティーブンノル モイスチュアコントロールシャンプーの成分まとめ
石油系洗浄成分が配合されている事、毛髪補修成分がない事、保湿成分も物足りないことを考えるとイマイチなシャンプー。
石油系洗浄成分は脱脂力、洗浄力が強すぎて髪や頭皮を乾燥させ、傷めます。
一回使ったくらいではあまり分からなくても継続的に使う事で、仕上がりが悪くなり、枝毛や切れ毛、パサつきに繋がっていきます。
石油系洗浄成分について詳しくはこちら＞＞髪に悪いシャンプーの特徴！石油系界面活性剤
スティーブンノル モイスチュアコントロールシャンプーを実際に使ってみた【レビュー】
泡立ちは？
洗浄力が高く、泡立ちが良い石油系洗浄成分がメインなのでもちろん泡立ちはいいです。
が、過剰な洗浄力は髪や頭皮を乾燥させ、傷ませているだけです。
仕上がりは？
シャンプーを終え、髪が濡れている状態だと結構引っかかりがあったり、軋みがあります。
ダメージ毛の人はパサつきが表れたり、広がりやすい人は間違いなく広がると思います。
まとまりやしっとり感は一切ないと言えます。
値段は？
500ml 約1700円 (Amazon参照)
かなり高いですねぇ、、、
成分的にみても1000円クラスにも満たない700円くらいでいいシャンプーです。
どこで買えるの？
ドラックストアでも買えますし、Amazonや楽天からも購入できます。
【まとめ】スティーブンノル フォルムコントロールシャンプーがオススメの人は？
オススメの人はいません。
安いシャンプーとなんら変わりありません。
2000円出せるならいくらでも良いシャンプーがあります。
シャンプーは洗浄成分が質を大きく左右します。
繰り返しになりますが、石油系洗浄成分は刺激性や洗浄力が強いので、髪や頭皮を乾燥させ傷ませたり、肌の弱い人だとアレルギー反応を起こしやすいです。
それに比べて、アミノ酸洗浄成分は低刺激でマイルドな泡で洗う事が出来ます。
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