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ヘアケア化粧品

【美容師が選ぶ】ドラックストアで買えるおすすめシャンプーランキング5選

ドラックストアで買えるおすすめのシャンプーはある?

ドラックストアには、多くのシャンプーが売られており、値段にもばらつきがあります。

「自分の髪質に合うシャンプーはどれ?」

「本当に良いシャンプーはどれ?」

このように、どのシャンプーを選んで良いのか分からないという方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は元美容師で、化粧品検定1級、化粧品成分検定1級・化粧品成分上級スペシャリストの資格を持つ筆者が、ドラックストアで買えるおすすめのシャンプーを紹介します。

おすすめのシャンプーと合わせて、ドラックストアでシャンプーを買うメリットや選び方も解説していくので、参考にしてくださいね。

すぐにドラックストアで買えるおすすめのシャンプーを知りたい方は「【元美容師が選ぶ】ドラックストアで買えるシャンプーおすすめランキング」からご覧ください。
※記事下のおすすめランキングまでジャンプできます。

ドラックストアで買えるシャンプーの特徴

ドラックストアで買えるシャンプーは、美容室で買える「サロンシャンプー」に比べると、安価なものが多いです。

ドラックストアによって、取り扱うシャンプーの種類は違いますが、500円~1500円前後のいわゆる「市販シャンプー」が販売されています。

シャンプーは価格ごとに配合される成分が、結構違います。

ウラト
ウラト
成分表をみれば、大体何円以下か分かります。

ドラックストアで買えるシャンプーの値段ごとの特徴を見ていきましょう。

ドラックストで買える500円前後のシャンプーの特徴

ドラックストアで買えるシャンプーで500円前後のものは、石油系洗浄成分というものが使われているケースが多いです。

洗浄成分はシャンプーの主成分で、核とも言えます。

洗浄成分に石油系が使われているシャンプーを「高級アルコール系シャンプー」「石油系シャンプー」と言います。

ウラト
ウラト
高級は値段のことではなく、炭素(C)の数だよ

500円前後で買える高級アルコール系シャンプーは、髪や頭皮を綺麗にしたり、保湿する効果はなく、むしろ洗浄力が高くパサつきやすいのが特徴です。

ドラックストで買える1,000円前後のシャンプーの特徴

ドラックストアで買えるシャンプーで1,000円前後のものは、品質にバラつきがあります。

500円前後のシャンプーとほとんど変わらないような高級アルコール系シャンプーもあれば、高級アルコール系とアミノ酸系が混ざったシャンプー、石油系洗浄成分を配合していないアミノ酸系シャンプーもあります。

500円前後のシャンプーよりも、使用感が良くなっていたり、成分もグレードが上がり、仕上がりも良いシャンプーも多いです。

ドラックストで買える1,500円前後のシャンプーの特徴

ドラックストアで買えるシャンプーで1,500円前後のものは、成分的にもかなり良いシャンプーも増えてきます。

洗浄成分にアミノ酸系を使ったシャンプーも多く、しっとりとまとまる仕上がりになるシャンプーも多いです。

サロンシャンプーと市販シャンプーの違いも洗浄成分にあるのですが、1,500円前後のシャンプーになってくると、ドラックストアで買えるシャンプーでもかなり満足度が高いと思います。

ウラト
ウラト
個人的には、1,500円前後のシャンプーが1番コスパが良いと思います。

もちろん、値段だけ高くて成分が安っぽいシャンプーも売られていますので、しっかり選ぶ必要があります。

ドラックストアで買えるシャンプーの選び方を元美容師が解説!

ドラックストアで買えるシャンプーの選び方は下記のポイントを確認しましょう。

  1. 洗浄成分に何が使われているか
  2. 配合成分は何が入っているか
  3. シリコンかノンシリコンか
ウラト
ウラト
それぞれ解説していきます!

ポイント①洗浄成分に何が使われているか

シャンプーで選ぶうえで1番大切なのが、洗浄成分に何が使われているかです。

洗浄成分は大きく分けて3種類あります。

  1. 石油系(高級アルコール系)
  2. 石鹸系
  3. アミノ酸系

この中で良いのはアミノ酸系洗浄成分だけです。

ドラックストアシャンプーを選ぶときも、アミノ酸洗浄成分を選ぶ必要があります。

洗浄成分は、シャンプーのボトル裏の成分表を見ると書かれています。配合量の多い順に書かれているため、2~5番目に洗浄成分がかかれていることが多いです。

ウラト
ウラト
それぞれの洗浄成分の特徴と、見分け方を簡単に解説します!

石油系(高級アルコール系)の特徴

高級アルコール系は、洗浄力が高いので、皮脂や汚れを落とすのに向いています。

その反面、髪や頭皮が乾燥しやすくなり、髪がパサついたりダメージが目立つようになるデメリットがあります。

石油系洗浄成分の例
  • ラウリル硫酸Na
  • ラウレス硫酸Na
  • オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
  • スルホコハク酸(C12-14)パレス-2Na

石鹸系の特徴

石鹸系洗浄成分は、脱脂力が高く、髪や頭皮を乾燥させやすいです。

また、アルカリ性の性質を持つので、カラーやパーマが落ちやすくなります。

ウラト
ウラト
カラーやパーマをしてる人は絶対に使わないほうが良いですよ

環境に優しいというメリットもあります。

石鹸系洗浄成分の例
  • 石けん素地
  • カリ石けん素地

アミノ酸系の特徴

アミノ酸洗浄成分は、マイルドな洗浄力で髪や頭皮にダメージを与えずに洗うことができます。

洗浄力がマイルドなため、石油系シャンプーを使っていた方は物足りなく感じることもあります。

ウラト
ウラト
髪や頭皮をケアするなら、絶対にアミノ酸系がおすすめ!
アミノ酸系洗浄成分の例
  • ココイルグリシンK
  • ココイルグルタミン酸TEA
  • ラウロイルメチルアラニン酸Na
  • ココイルメチルタウリンNa
ウラト
ウラト
ドラックストアでシャンプーを買うときも、アミノ酸を選ぶようにしよう!

ポイント②配合成分は何が入っているか

シャンプーの成分で大事なのは、上で説明してきた洗浄成分ですが、その他の成分も選ぶポイントになります。

その他成分は、大きく分けて3つの目的で考えています。

  1. 保湿成分
  2. 頭皮ケア成分
  3. 補修成分

あなたがシャンプーに何を求めるかでどこの成分に重点を当てて選ぶかが変わってきます。

髪のパサつきや広がりが気になる方は保湿成分

髪のパサつきや広がりなどが気になる方は、保湿成分が多めに配合されたシャンプーを選ぶと良いでしょう。

髪や頭皮においても保湿は大切です。

頭皮を保湿することによって健康な頭皮を保ち、フケやかゆみを予防する効果もあります。

また、髪も乾燥するとパサついたり、広がったりしてしまいます。

保湿成分が配合されたシャンプーを選び、乾燥ダメージから髪や頭皮を守りましょう。

保湿成分の例
  • ヒアルロン酸
  • コラーゲン
  • セラミド
  • リピジュア
  • 植物オイル・エキス

フケやかゆみなどの頭皮の悩みがある方は頭皮ケア成分

フケやかゆみなどの頭皮の悩みがある方は、頭皮ケア成分が配合されたシャンプーを選びましょう。

頭皮ケアには、抗炎症成分、血行促進成分、消臭成分、皮脂抑制成分などがありますので、悩みに合わせて、どの成分が入っているか確認できる良いです。

悩みを成分は下記を参考にしてください。

頭皮ケア成分の例
  • かゆみや赤みなどの頭皮トラブル
    →抗炎症成分:グリチルリチン酸ジカリウム、ピラクトンオラミンなど
  • 抜け毛や薄毛などの頭皮トラブル
    →血行促進成分:センブリエキス、ショウガ根エキスなど
  • 頭皮臭が気になる
    →消臭成分:チャ葉エキス、カキタンニンなど
  • 頭皮や髪がべたつきやすい
    →皮脂抑制成分:ローズマリーエキス、セージ葉エキスなど

髪のダメージが気になる方は補修成分

髪のダメージが気になる方は、補修成分が配合されたシャンプーを選びましょう。

パーマやカラーをしている人も、補修成分の配合されたシャンプーでケアするのがおすすめです。

補修成分の例
  • ペリセア
  • 加水分解ケラチン
  • ヘマチン
  • γ-ドコサラクトン

ポイント③シリコンかノンシリコンか

ドラックストアでシャンプーを選ぶときのポイント3つ目は、シリコンかノンシリコンかです。

シリコンは、毛穴に詰まるだとか、髪に悪いみたいな印象を持っている人もいますがそんなことはありません。

シリコンには髪表面をコーティングし、ツヤ感を与えたり、手触りを良くする効果があります。

ですが、個人的にノンシリコンの方が良いと考えています。

理由は、下記の2つです。

  1. ノンシリコンシャンプーの方が質が良いシャンプーが多い
  2. トリートメントにシリコンが入っているので、コーティングはトリートメントの役目

ノンシリコンの方が人気があるため、良いシャンプーはノンシリコンなことが多いです。

そして、99%のトリートメントにはシリコンが配合されています。

シャンプーで汚れを落とす+栄養を補給、トリートメントで栄養を補給+表面のコーティング」これが理想です。

イメージは、化粧水(シャンプー)のあとに、乳液(トリートメント)をつける感じですね!

シリコン成分の例
  • ジメチコノール
  • ジメチコン
  • アモジメチコン
  • シクロヘキサシロキサン
  • シクロペンタシロキサン

「メチコン」「シロキ」「シリル」「シラン」これらがシリコンを表す表示になるので、覚えておくと確認しやすいです。

【元美容師が選ぶ】ドラックストアで買えるシャンプーおすすめランキング

ここからは元美容師の筆者が、ドラックストアで買えるシャンプーのおすすめランキングをご紹介します。

厳選したシャンプー5つだけを紹介するので、参考にしてくださいね!

第1位 エイトザタラソ モイストシャンプー

ドラックストアで買えるシャンプーのおすすめランキング第1位は、エイトザタラソモイストシャンプーです。

エイトザタラソモイストシャンプーは、幹細胞エキスや海洋由来の美容成分をブレンドした「タラソ幹細胞成分」を配合したシャンプー。

ダメージによるパサつきやうねりに悩む髪を、内側から潤し、しっとりとしたツヤ髪に導きます。

頭皮の汚れと髪の汚れをスッキリ保湿しながら洗える、美容液シャンプーです!

エイトザタラソ モイストシャンプーの基本情報

価格 1,540円(税込)
容量 475ml
種類 アミノ酸系
香り 爽やかなフルーティー系の香り
おすすめ度

エイトザタラソモイストシャンプーの特徴

  1. タラソ幹細胞配合
  2. シリコン、サルフェート、パラベンフリー
  3. 頭皮と髪のケアが同時にできる

エイトザタラソモイストシャンプーは、タラソ幹細胞、リンゴ幹細胞エキスなど頭皮に良い成分が多く配合されています。

地肌を保水しながら、きめ細やかな泡で洗うことができます。

エイトザタラソモイストシャンプーで、地肌ケアと美髪ケアを同時に叶えてみませんか?

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第2位 ボタニスト ダメージケアシャンプー

ドラックストアで買えるシャンプーのおすすめランキング第2位は、ボタニスト ダメージケアシャンプーです。

ボタニスト ダメージケアシャンプーは、名前のとおり補修成分がかなりしっかり配合されています。

  1. 加水分解野菜タンパク
  2. ゼイン
  3. メドウフォーム-δ-ラクトン
  4. 加水分解コメタンパク
  5. ジラウロイルグルタミン酸リシンNa
  6. 加水分解ケラチン(羊毛)

ダメージケアシャンプーと呼ぶのにふさわしい内容です。

髪のパサつきや枝毛、切れ毛に悩んでいる人におすすめですよ。

ボタニスト ダメージケアシャンプーの基本情報

価格 1,540円(税込)
容量 490ml
種類 アミノ酸系
香り アイリスとフリージアの香り
おすすめ度

ボタニスト ダメージケアシャンプーの特徴

  1. 植物由来のボタニカルプロテインでダメージ補修
  2. シリコン、サルフェート、パラベン、合成着色料フリー
  3. アミノ酸洗浄成分で滑らかな指通り

ボタニスト ダメージケアシャンプーは、髪を綺麗にしたい、なめらかな指通りにしたいという方にかなりおすすめです。

市販シャンプーですが、普通にサロンクオリティ。

あなたもボタニスト ダメージケアシャンプーで、美しくなめらかな髪を取り戻しませんか?

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第3位 アミノメイソン モイストシャンプー

ドラックストアで買えるシャンプーのおすすめランキング第3位は、アミノメイソン モイストシャンプーです。

アミノメイソン モイストシャンプーは、濃密なホイップクリーム泡でしっとり洗えるアミノ酸シャンプー。

きめ細かい泡で、頭皮の汚れや皮脂汚れを優しくスッキリ洗うことができます。

保湿力が高いので、髪がしっとりとまとまりますよ。

さらにホワイトローズブーケという香りが非常に良い香りで、シャンプー中だけでなく、お風呂上りもふんわりと甘い香りが続きました!

アミノメイソン モイストシャンプーの基本情報

価格 1,540円(税込)
容量 450ml
種類 アミノ酸系
香り ホワイトローズブーケの香り
おすすめ度

アミノメイソン モイストシャンプーの特徴

  1. 18種のアミノ酸保湿成分配合
  2. 植物由来のアミノ酸系洗浄成分でしっとりした洗い上がり
  3. シリコン、サルフェート、アルコール、パラベン、合成着色料フリー

アミノメイソンモイストシャンプーは、アミノ酸洗浄成分でしっとりと洗い上げるシャンプーです。

洗い上がりはしっとりまとまるので、パサついた髪や傷んだ髪にも最適です。

香りも非常に良かったのが印象に残っています。

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第4位 マー&ミー ラッテシャンプー

ドラックストアで買えるシャンプーのおすすめランキング第4位は、マー&ミー ラッテシャンプーです。

マー&ミー ラッテシャンプーは、700円台で買えるアミノ酸シャンプー。

アミノ酸洗浄成分のアラニン系というものを配合しているのですが、これは1,500円クラスのアミノ酸シャンプーでも良く使われるものです。

さらに、タンパク質など髪のダメージケアに必要な成分も配合されています。

安いのに優秀すぎるシャンプーなんです!

マー&ミー ラッテシャンプーの基本情報

価格 736円(税込)
容量 490ml
種類 アミノ酸系
香り アップル&ピオニーの香り
おすすめ度

マー&ミー ラッテシャンプーの特徴

  1. 親子で使えるシャンプー
  2. プレミアムWミルクプロテイン配合
  3. 低刺激でコスパも高い

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第5位 ドロアス シルキーシャンプー

ドラックストアで買えるシャンプーのおすすめランキング第5位は、ドロアス シルキーシャンプーです。

ドロアス シルキーシャンプーも、1,000円以下とは思えないクオリティの高いシャンプー。

洗浄成分のメインは、アミノ酸洗浄成分の中でも質の高いグルタミン酸を使用しており、低刺激で保湿力が高いのが特徴です。

保湿成分と補修成分がバランスよく配合されているので、ダメージヘアやパサついた髪にピッタリです。

ドロアス シルキーシャンプーの基本情報

価格 990円(税込)
容量 400ml
種類 アミノ酸系+石油系
香り ブリージーサボンの香り
おすすめ度

ドロアス シルキーシャンプーの特徴

  1. 海シルトによるダメージ補修
  2. アミノ酸+石油系で使用感と効果性を両立
  3. 泡質がきめ細かくてふわふわ

ドロアス シルキーシャンプーは、セラミドやコラーゲンなどの保湿成分も配合されており、しっとりとまとまりのある髪に仕上げてくれます。

ドラックストアで買えるシャンプーで、1,000円以下で探している人にとてもおすすめできるシャンプーですよ。

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ドラックストアで買えるシャンプーで避けたい成分

ドラックストアで実際に自分でシャンプーを選んで買いたいという方は、下記の2つの成分に注意してください。

  1. ラウリル硫酸Na
  2. ラウレス硫酸Na

ラウリル硫酸Na

ラウリル硫酸Naは、高級アルコール系洗浄成分のひとつです。

高級アルコール系洗浄成分の中でも1番刺激性が強く、脱脂力も高いので髪や頭皮がダメージを受けます。

最近は市販シャンプーでもほとんど使われなくなってきましたが、パンテー〇さんのシャンプーはラウリル硫酸Naをメインに配合しているので、個人的にはおすすめしません。

ほかのシャンプーでも配合されているかもしれないので、ラウリル硫酸だけは避けた方が良いですよ。

ラウレス硫酸Na

ラウレス硫酸Naも、高級アルコール系洗浄成分のひとつです。

とはいえこちらは、ラウリル硫酸ほどの刺激性はなく、今も市販の安いシャンプーではかなりの確率で配合されています。

ラウレス硫酸は安価で、泡立ちも良いのdメーカーとしてはかなり使い勝手の良い成分です。

とはいえ、髪がきしみやすい。洗うだけのシャンプーというものに多いですね。

500円前後ならコストの関係で妥協できますが、1,000円以上のシャンプーでラウレス硫酸Naが配合されていたら、まず選ばないほうが良いです。

ウラト
ウラト
安い洗浄剤です。良いシャンプーを使いたいなら、ラウレス硫酸は避けましょう。

ドラックストアで買えるおすすめシャンプーまとめ

今回は元美容師である筆者が、ドラックストアで買えるおすすめの市販シャンプーを5つ紹介してきました。

ドラックストアでシャンプーを選ぶときは、シャンプーの核となる洗浄成分が重要です。

価格が安くても良いシャンプーもありますし、逆に高いのに全然ダメなシャンプーもあります。

なかなかシャンプーに満足できないという人は、ぜひ本記事で紹介したシャンプーを使ってみてくださいね♪