ヤーマン キャビスパシリーズは、お風呂でも使えて本格トリートメントができる家庭用キャビテーションマシンです。
人気の高いヤーマン キャビスパシリーズですが、種類が多いため、「どれを選べば良いのか分からない」という方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、ヤーマン キャビスパシリーズの機能や効果などを比較していきます。
メリット・デメリットとともに、どんな人におすすめなのか解説していくので、ボディケア美容機器選びに悩んでいる方は参考にしてくださいね。
ヤーマン キャビスパシリーズを徹底比較
人気の家庭用キャビテーションマシン、ヤーマン キャビスパシリーズを比較していきます。
まずは、機能などを比較表にしたので確認してみましょう。
商品名 | 機能 | モード | EMSレベル | 防水機能 | サイズ | 重さ | 使用部位 | 充電 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
キャビスパ 360 |
複合高周波EMS キャビテーション スライドドレナージュ |
エクサモード セルケアモード フェイスモード |
5段階 | あり(IPX7) | 幅52×奥行50×高さ242 (mm) | 約280g | 全身 | 充電時間:約3時間 稼働時間:約2時間 |
35,200円(税込) |
キャビスパ RFコア |
RF ラジオ波 EMS キャビテーション |
FACEモード BODYモード |
RF:3段階 EMS:6段階 |
あり(IPX7) | 幅83×奥行116×高さ97 (mm) | 約307g | 全身 | 充電時間:約3時間 稼働時間:約30分 |
35,200円(税込) |
キャビスパ RFコアEX |
RF ラジオ波 ダブル波EMS キャビテーション |
FACEモード BODYモード バストモード |
RF:3段階 EMS:6段階 |
あり(IPX7) | 幅83×奥行116×高さ97 (mm) | 約307g | 全身 | 充電時間:約3時間 稼働時間:約30分 |
49,500円(税込) 公式限定30%オフ →34,650円(税込) |
※横にスクロールできます。
3モデルの比較ですが、「キャビスパ360」と「キャビスパRFコアEX」、この2モデルをおもに比較していきます。
というのも、キャビスパRFコアEXはキャビスパRFコアにEMS機能の強化とバストモードを追加した完全に上位のモデルです。
その他デザイン面などは全く同じです。
ですので、まずはキャビスパRFコアを除いた2モデルを比較することで明確な違いも分かりやすいかと思います。
機能を比較
キャビスパ360とキャビスパRFコアEXの違いですが大きく2つあります。
EMS機能
1つ目はEMS機能です。
どちらも低周波による筋肉へのアプローチはそのままに、
キャビスパ360
→低周波+高周波の「複合高周波EMS」
キャビスパRFコアEX
→低周波+中周波の「ダブル波EMS」
と、それぞれのモデルが複雑な周波数を出力する、どちらも高品質なEMS機能といえます。
高周波のほうが筋肉の深層部分、インナーマッスルにアプローチします。ただし、これは業務用エステ器具での話で、初心者でも扱えるよう安全に設計された家庭用モデルでは大きな違いは実感できないかもしれません。
+αの機能
2つ目はキャビテーションやEMSを使用時に「ある機能」がそれぞれ搭載されていることです。
こちらは明確に差別化されています。
キャビスパ360:スライドドレナージュ
「スライドドレナージュ」は、エステの手技の名称でありキャビスパ360に搭載の機能です。リンパの流れを良くして老廃物の排出に期待できます。エステティシャンのハンドテクを再現した機能といえます。
キャビスパRFコアEX:RF(ラジオ波)
「RF ラジオ波」は、キャビスパRFコアEXに搭載の温感機能です。肌のあたためによる代謝促進や痩身効果に期待できます。冷え性の方にも嬉しい機能です。
どちらもダイエットを意識した魅力的な機能です。
筋力アップや血行促進にも期待でき、健康を気にする方にもおすすめの機能といえます。
以上、キャビスパ360とキャビスパRFコアEXの機能の違いでした。
引き続き使いやすさについても明確な違いがありますので紹介します。
重さや使いやすさを比較
重さはさほど変わりませんが、見ての通りキャビスパ360とキャビスパRFコアEXではデザインが大きく異なります。
キャビスパ360はスティック型で、背中や脚まで容易に届くため全身ケアという観点では使いやすそうです。
しかし、腹部や顔といった一番ケアしたい部分は実はキャビスパRFコアEXのほうが使いやすいといえます。
なぜなら、キャビスパRFコアEXの手のひらに収まる立体的なデザインが、「当てて押し込む」部分ケアに最適だからです。
押し込む度合いの微調整がしやすく、しかも一回で当てれる範囲も広いので効率的なケアが可能となります。
このように、基本的に全身ボディケアできる方向性は変わらないものの、
- 360°「全身ケア」できるようにデザインされたキャビスパ360
- 腹部や顔など「部分ケア」できるようにデザインされたキャビスパRFコアEX
というところで、使い勝手においても住み分けはできています。
コスパを比較
ここからはコスパということで、キャビスパRFコアを含めた3つの比較です。
料金比較表(税込) | ||
キャビスパ 360 |
キャビスパ RFコア |
キャビスパ RFコアEX |
35,200円 | 35,200円 | 49,500円 公式34,650円 |
本来の価格であれば、一回り高性能なキャビスパRFコアEXの価格が高いです。
そこで、キャビスパRFコアEXの頻繁に行われている「期間限定キャンペーン」を利用しての購入がお得といえます。
具体的に30%のオフです。
「キャビスパ360」と「キャビスパRFコアEX」の機能の比較としては、先ほど説明した通り、かなり住み分けされていました。ここは使用目的に合わせて選ぶのが良いでしょう。
機能面を加味して考えると、1番コスパが良いのは30%オフを利用した「キャビスパRFコアEX」と言えます。
ヤーマン キャビスパシリーズ共通の特徴
キャビスパシリーズ共通の特徴についてもあげていきます。
キャビテーション
キャビテーションは超音波によって体内に気泡を作り出し脂肪細胞を減らしてくれる機能です。
キャビスパシリーズの一番の特徴であり、「キャビテーション機器」といわれてるゆえんです。
気になる部分へ働きかけ、ダイエットを目的としたエステに高い効果が期待できます。
EMS
EMSの周波数による違いはあれど、基本的にやれることは変わりません。
筋肉や表情筋に働きかけ効率的な脂肪燃焼が可能です。
キャビテーションで脂肪細胞を減らし、残った脂肪細胞をEMSで燃焼する、エステでも実践されている合理的なダイエット法です。
ただし顔に使う「フェイスモード」はキャビテーション機能は稼働せず、EMS機能だけが稼働されます。
防水機能(IPX7)
IPX7は入浴中も安心して使える「完全防水」機能です。
例えば、うっかりキャビスパシリーズをお湯の中に落としてしまっても全く問題ありません。
キャピスパ360のメリット・デメリット
キャビスパ360のメリット・デメリットを解説していきます。
キャビスパ360のメリット
- インナーマッスルへのアプローチ
- エステのような流れる手技ケア
- 筋トレに特化した「エクサモード」
- スティックタイプで360°ケアが可能
- 最大120分稼働の電池が優秀で旅先でも便利
高周波を取り入れたEMS及びスライドドレナージュによる筋膜への効率的な伝達方法が魅力です。
従来のダイエット向けのセルケアモードに、筋力を鍛えるエクサモードが加わり、ボディケアのモードは実質2種類あるといえます。
スティックによる取り回しも便利です。
背中をセルフケアする機会は中々ないので、手に届かない箇所をケアしたい方にはおすすめです。
キャビスパ360のデメリット
- 高周波EMSはあくまで家庭用レベル
- スライドドレナージュが実感しづらいことも
- ピンポイントな部分は逆に使いづらい
複合EMSである点は評価が高いですが、エステサロンでも使われる高周波EMSを期待すると肩透かしを食うかも。
というのも、エステサロンの高周波EMS機器はプロの手によって安全に施術されているからです。素人が使っては怪我の元となります。
そのため、あくまで家庭用として安全なレベルに調整されています。
スライドドレナージュによるエステの手技も抽象的な表現です。
当然ですが、使ってみて「まるでエステの手技のよう!」なんて口コミも少なく、ラジオ波による肌のあたためと比べて、目に見えた効果は実感しづらいかもしれません。
またスティック型は便利な反面、棒状の形から顔の一部など当てづらいことも。例えば、一般的な美顔器は当てやすさを意識し、ヘッド部分は範囲の広い丸型が多いです。
一回で当たる範囲も狭いため、こまめな移動が必要です。
キャビスパ360がおすすめの人
- 全身から鍛えたい
- 綺麗なボディラインをつくりたい
- 温感は別にいらない
このような方にはキャビスパ360がおすすめです。
全身360°のウリ文句通り、全身をくまなくケアしたい方に向いています。例えば、脂肪燃焼と相性の良いラジオ波の温感も、脂肪がつきずらい背中とはそこまで相性が良いとはいえません。
筋トレ用のモードもあり、よりストイックに全身から美容ケアを考えている方におすすめのモデルといえます。
キャビスパRFコアのメリット・デメリット
キャビスパRFコアのメリット・デメリットを解説していきます。
キャビスパRFコアのメリット
- キャビスパRFコアEXが期間限定セールでなければ候補になりうる
- オシャレなピンクカラー
例外的にキャビスパRFコアEXが高い時場合のみ候補になります。
しかし、キャビスパRFコアEXの「期間限定セール」、本当に頻繁にやっています。
キャビスパRFコアのデメリット
- キャビスパRFコアEXの完全下位互換
- 結果的にコスパが高い
何度も言いますが、キャビスパRFコアはキャビスパRFコアEXの下位モデルとなります。
それも完全下位互換です。
「期間限定セール」を踏まえたキャビスパRFコアEXより価格も高いので、買う理由が見つかりません。
キャビスパRFコアがおすすめの人
- ピンクが好き
ホームページで見る限りは、キャビスパRFコアのピンクカラーはかなり美しい色合いです。
ですので、持ち物をピンクで統一している方には良いかもしれません。
キャビスパRFコアEXのメリット・デメリット
キャビスパRFコアEXのメリット・デメリットを解説していきます。
キャビスパRFコアEXのメリット
- 高性能なEMS
- 肌のあたため
- 胸回りを鍛えたい人用の「バストモード」
- ハンドタイプで正確な部分ケアが可能
- 「期間限定セール」で価格が安い
ダイエット器具らしい、高性能な複合EMSと脂肪燃焼の温感RF波が魅力です。
「最近胸が垂れてきたかも…」
「でも胸のケアとかちょっと怖いし…」
という方にバストモードは嬉しい追加要素です。
キャビテーションの超音波機能を心臓の近くで使うのもなんだか良い気はしませんよね。しかし、バストモードなら安心して使えそうです。
また、ハンドタイプは全身こそカバーしづらいものの、その当てやすさからお腹回りや顔などに限ればむしろ正確なケアができるといえます。
RF温感による脂肪燃焼、代謝促進も相性が良く、気になる部分からケアしたい方に向けておすすめのモデルです。
キャビスパRFコアEXのデメリット
- 背中は極めて届きづらい
- 筋トレ用としては物足りないかも
- こまめな充電が必要
いちおう頑張れば全身ケアも可能ですが、ハンドタイプなので背中は極めてケアしづらいです。
また、筋トレ器具というよりは脂肪分解及び脂肪燃焼に焦点を合わせたダイエット器具です。
そのため、このモデルで筋肉トレーニングを考えているなら納得のいく効果を得られないと思います。
あくまで入浴中のながらダイエット、無理のないダイエットという目的のモデルです。
ですので、運動が苦手な方には向いているといえます。
使用ごとにこまめな充電が必要ですが簡単に充電できる充電台が付属してくるので、そこまでのデメリットではないかもしれません。
キャビスパRFコアEXがおすすめの人
- 気になる部分を引き締めたい
- バストケアがしたい
- 顔のEMSにもこだわりたい
このような方にはキャビスパRFコアEXがおすすめです。
元々脂肪を減らすことに秀でたキャビスパシリーズですが、お腹や太ももなど脂肪の気になる部分を燃焼させる力は本モデルが1つ上の性能といえます。
なぜなら、強力なEMSに加え、脂肪燃焼に相性の良いRF波もあるためです。
入浴でも温まる肌ですが、RF波による温感効果はよりピンポイントに脂肪へアプローチします。
そのため、理想的なボディというよりはまずは気になる部分を、という方に向けてのおすすめのモデルです。
「バストモード」もありそうでなかったモードといえます。
バストに悩みを抱えている人には嬉しいモードです。
優秀なEMSに加え、RF波による代謝促進も顔のケアをするには評価できるポイントです。
またハンドタイプのため、当てたいところは強く当てるといった取り回しも正確に行えます。身体に比べれば正確な操作を要求される顔のEMSも楽々行えます。
迷ったらキャビスパRFコアEXがおすすめ
今回はヤーマン キャビスパシリーズ3モデルの比較をしました。
全身から美しいケアを考えているなら「キャビスパ360」
部分から徹底的にケアするなら「キャビスパRFコアEX」
がおすすめといったところです。
ただし、キャビスパ360はトレーニング機器の一面も持っています。キャビテーション機器本来の「脂肪を減らし、燃焼させる」能力は結局のところ、RF波搭載のキャビスパRFコアEXが一番高いです。
部分的にケアすることから即効性にも期待が持てます。実際に、全身よりはまず気になるところから、と考えている方も多いはずです。
総合的に、「キャビスパRFコアEX」が買って後悔の少ないキャビテーション機器といえます。
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