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ヘアケア化粧品

石鹸シャンプーはおすすめできない!効果やデメリットを解説

「石鹸っていう名前からして髪や頭皮に良さそう」

「石鹸だから低刺激でしょ?」

そのように思っていたなら大間違いです。

たしかに石鹸と聞くと「肌に優しくて、自然からできていて、、、」と良さそうな印象を与えてきますよね。

しかし、石鹸シャンプーは髪にも頭皮にもおすすめできません。

なぜ石鹸シャンプーがおすすめできないのかを、メリット・デメリットを踏まえながら解説していきます。

石鹸シャンプーとは?

石鹸シャンプーとは、界面活性剤に石鹸系が使われているシャンプーのことです。

界面活性材とは、髪の汚れを落とす役割をする成分でシャンプーの主原材料。界面活性剤の種類によって石油系シャンプーや、アミノ酸系シャンプーに分類されます。

石鹸系成分例:石けん素地、脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウムなど

石鹸系は他のシャンプーと違い、弱アルカリ性なのが特徴。また、天然の原料を使い、無添加な石鹸シャンプーが多いです。

しかし「無添加だから良い」というのは間違っています。

くわしく石鹸シャンプーの効果について見てきましょう。

石鹸シャンプーの効果は?

ウラト
ウラト
石鹸シャンプーとは何かについて解説しましたが、どのような効果があるのでしょう。

石鹸シャンプーの効果について詳しく解説していきます。

コーティング剤を取り除き、本来の髪へ

市販の多くのシャンプーでは「シリコン」というコーティング成分が配合されています。

シリコンは髪の手触りや指通りを良くしたり、艶感を出してくれる効果がある反面、配合量が多いと髪や頭皮に残ってしまうというデメリットがあります。毛穴詰まりの原因になることも。

石鹸シャンプーでは、シリコンを配合していないケースが多く、コーティング成分のない、髪本来の姿にしてくれます。

ツヤや滑らかさは失ってしまいますが、髪にコシが出たり、ボリューム感アップ効果を期待できます。

スッキリ感のある仕上がりに

石鹸シャンプーは洗浄力は高いです。

そのため、頭皮の汚れをしっかり落とし、さっぱりとした洗い上がりになります。

ただ、脱脂力が高いので、頭皮の乾燥には注意が必要です。

フケや抜け毛に効果はあるのか?

石鹸シャンプーにおいてはフケや抜け毛には効果はありません。

むしろ、フケが出やすいシャンプーといえます。

また、石鹸カスが髪や頭皮に残りやすく、それがフケに見えてしまうことも。

どちらにせよ、フケやかゆみに対してプラスに働くことはないです。

石鹸シャンプーの3つのメリット

石鹸シャンプーには3つのメリットがあります。

  1. 髪にボリュームが出やすい
  2. 肌への刺激は低い
  3. 価格が安い

それぞれ解説していきます。

髪にボリュームが出やすい

上記の効果でも説明した通り、髪のコーティング成分がなくなることで髪のボリューム感が出やすくなります。

髪本来のハリコシのある髪へと近づきます。

肌への刺激性は低い

石鹸シャンプーは天然由来の成分を使っているシャンプーが多く、肌への刺激性は低いです。

また、生分解性も高く、自然にも優しいシャンプーになっています。

価格が安い

原料のほとんどが植物性油脂でできており、価格も安くなっています。

シャンプーを安く買えるというのは良いことですよね。

石鹸シャンプーの3つのデメリット

石鹸シャンプーのメリットがわかったところで、デメリットについても確認しておきましょう!

石鹸シャンプーはメリットよりもデメリットのほうが多く、重要な要素です。

デメリットは下記の3つ

  1. 髪がきしむ
  2. 石鹸カスが残る
  3. カラーやパーマが落ちやすくなる

詳しく解説していきます。

髪がきしむ

石鹸シャンプーは弱アルカリの性質を持っています

髪や頭皮は弱酸性の状態がベストなのですが、弱アルカリ性になるとキューティクルを開いてしまいます。

キューティクルが開くことによって髪はきしみます。

さらに、キューティクルが開いているということはダメージを受けやすい状態。

使っていくうちにパサパサし、広がる髪になっていってしまいます。

ウラト
ウラト
パーマやカラーをするときも、薬剤を浸透させるためにアルカリ材を使って髪のキューティクルを開いています。なので、パーマやカラーをすると髪が傷むんです!

石鹸カスが残る

石鹸シャンプーは石鹸カスが頭皮に残りやすいです。

石鹸カスがフケに見えてしまうこともあります。

カラーやパーマが落ちやすくなる

これも石鹸系シャンプー特有の「弱アルカリ性」が原因。

髪がアルカリに傾くことで、キューティクルが開きます。キューティクルが開くと、パーマが取れやすくなったり、カラーの色素が抜けやすくなってしまいます。

それだけでなく、カラーやパーマで傷んだ髪のダメージをさらに加速させてしまいます。

カラーやパーマをしている人は絶対におすすめしないシャンプーです。

【まとめ」石鹸シャンプーは男女ともにおすすめできない

石鹸シャンプーの効果やメリット・デメリットについて解説してきました。

メリットも少なからずありますが、そこまでのメリットは感じられません。

「弱アルカリ性」という特性ゆえにデメリットのほうが多く、髪がきしみやすいシャンプーとなっています。

また、頭皮もアルカリの状態は雑菌が沸きやすい状態で、フケやかゆみの原因になることも。

以上のことから、男性・女性ともにおすすすめできないシャンプーです。

「石鹸」というワードだけでなんとなくシャンプー選びをするのは間違い。

「髪を綺麗にしたい」

「フケやかゆみを抑えたい」

というような、髪や頭皮の悩みがある場合は、アミノ酸シャンプーを使いましょう。

アミノ酸シャンプーは、マイルドな洗浄力で髪や頭皮を傷めることなく洗うことができます。

補修成分や、保湿成分、頭皮ケア成分の配合されたアミノ酸シャンプーを使うことで悩みが改善されていくでしょう。

下記の記事も参考にしてください。

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