「シャンプーを買ったら合わなかった。」「新しいシャンプーを使いたい」と思ったときに、今のシャンプーの中身をどう捨てればいいか悩んでしまいます。
そこで今回は「いらないシャンプーの捨て方」について紹介します。
捨て方と合わせて、いらないシャンプーを再利用する活用法も紹介するので、捨てようと思っているシャンプーがある人は試してみてください。
シャンプーの正しい捨て方
シャンプーが残ってしまっと時にまず考えるのが「そのまま流していいか」とうことです。
少量であれば問題ないですが、大量のシャンプーを流すのは排水溝が詰まる危険性があります。
排水溝を詰まらせないためにも、正しい捨て方をしましょう。
【用意するもの】
- 新聞紙や古布、キッチンペーパーなど
- ビニール袋
①新聞紙や古布、キッチンペーパーなどシャンプーを吸収できるものをビニール袋に入れる
②その中にシャンプーを入れて染み込ませる
③そのまま「燃えるゴミ」に出す
若干手間はかかってしまいますが、簡単に捨てることができます。
食用油を捨てるときと同じ要領です。
シャンプーボトルの捨て方
シャンプーボトルの捨て方は、製品や住んでいる地域によって異なります。
多くの場合はプラ容器である場合が多いです。
「プラ容器かどうか」はシャンプーボトルの裏に、上記の画像のマークがあればプラ容器とわかります。
プラ容器の捨て方は、住んでいる地域によってさまざま。
- 燃えるゴミで出す
- 不燃ゴミで出す
- プラゴミで出す
上記の3パターンのどれかだと思うので、自分の住んでいる自治体のごみの捨て方に合わせて捨ててください。
不燃ゴミで出す場合はきれいに洗っておく必要があるはず。汚れが落ちないものは可燃ごみになるでしょう。可燃ごみで出す際も、多少すすいでおくと良いかもしれませんね。
捨てるのはもったいない!シャンプーの再利用法5選
シャンプーの捨て方について解説しましたが、シャンプーは捨てる以外にも再利用することができます。
シャンプーの主成分は界面活性剤という汚れを落とす成分です。
界面活性剤は、洗濯洗剤、食器用洗剤など様々な製品でも使われています。
主成分が汚れを落とす成分であるシャンプーは色々な使い方ができるんです。
- お風呂掃除
- トイレ掃除
- 衣類の汚れ落とし
- 鏡やガラスの曇り止め
- メイク道具のお手入れ
基本的には「汚れを落とす」役割を活かした掃除類ですね。
お風呂掃除
お風呂の汚れは皮脂が多いので、シャンプーが大活躍。
スポンジにシャンプーを付けて、泡立ててかや浴槽や床を洗いましょう。
たくさん使いすぎると泡が出すぎてしまうので、量を調節したり、水で少し薄めて使うのもありです。
シャンプーは香料が入っているものも多く、普段と違う香りが楽しめるのも良いですね。
トイレ掃除
トイレに付きやすい汚れも、シャンプーで落とすことができます。
シャンプーが濃すぎると、泡が治療に出てしまう可能性があるので、5倍くらいに薄めて使ったり、量を少なめにして使って見てください。
洗剤として擦り洗いしたり、トイレットペーパーに染み込ませて拭いたりして使って見てください。
衣類の汚れ落とし
シャンプーで衣服の部分洗いすることもできます。
襟や袖に付いた汚れなどにあらかじめシャンプーを付けて部分洗いするときれいになります。
洗濯機にシャンプーを入れるのはNG。泡が立ちすぎて排水できなくなる可能性がありますし、故障の原因になります。
シャンプーは手洗いの時に使うようにしましょう。
鏡やガラスの曇り止め
シャンプーは鏡の曇り止めにもなります。
やり方は簡単。5倍くらいに薄めたシャンプー液を濡れた布に付けて鏡をふくだけでOK!
ただ、効果はあまり長続きしません。
メイク道具のお手入れ
シャンプーは本来髪に使用するものなので、毛の汚れを落とすのに向いています。
また、肌に直接触れるものなので、肌があれないような素材が使われています。
その安全性を活かしてメイク道具のお手入れに使うことができますよ。
メイク用のブラシやスポンジに、1滴たらし水で濡らして、もみ洗いします。
泡立って汚れが落ちたらしっかり水で流しましょう。
残ったリンスやトリートメントも活用!再利用法3選
リンスやトリートメントって結構残ることがありますよね。
シャンプーと合わせて買っても同時に使いきるのが難しいです。
シャンプーとリンスでは性質が全く違うので、再利用方法も違います。
リンスの再利用法は下記です。
- 柔軟剤
- 家電のお掃除
- 仕上げ拭き
柔軟剤
実は、リンスと柔軟剤は成分が似ています。
リンスや柔軟剤に配合されているカチオン界面活性剤という成分が柔軟性を与えてくれるんです。(リンスは髪に、柔軟剤は服に。)
原液のままでは濃すぎるので、5倍くらいに水で薄めて使いましょう。
家電のお掃除
リンスに含まれるカチオン界面活性剤は、静電気を防止する効果もあります。
なので、薄めたリンスで家電をふいてあげることで、表面い膜ができホコリや汚れが付きにくくなります。
仕上げ拭き
リンスを薄めた液を布に染み込ませて網戸やフローリングをふきます。
フローリングは、ワックスをかけたかのような仕上がりになりますよ。
【まとめ】シャンプーはそのまま流さずに正しい捨て方をしよう!
シャンプーを捨てるときは、そのまま排水溝に流さないようにしましょう。
①新聞紙や古布、キッチンペーパーなどシャンプーを吸収できるものをビニール袋に入れる
②その中にシャンプーを入れて染み込ませる
③そのまま「燃えるゴミ」に出す
この手順に沿って、正しく捨ててくださいね。
捨てるのがもったいない!という人は、今回紹介した活用方法を実践してみてください。